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さくらインターネットが「さくらのクラウド検定」今夏開始、サンプル問題も公開

マイナビニュース / 2024年4月25日 7時27分

画像提供:マイナビニュース

さくらインターネットは4月24日、東京ビッグサイト 東ホールで開催されているイベント「第33回 Japan IT Week 春」において、デジタル人材育成のため「さくらのクラウド検定」を開始すると発表した。今夏をめどに初回の試験が開催される予定。具体的な合格基準は未定だが、およそ7~8割程度の正答率に設定される予定とのことだ。
○検定の概要

同社は検定の提供開始にあたり、デジタル人材育成プラットフォームを手掛けるzero to oneとアライアンスを提携。オンライン動画形式の学習コンテンツは両社で共同開発する。また、学習および検定のプラットフォームもzero to oneのものを使用する。

検定の学習範囲は3章で構成される。1章は「デジタル技術の基礎」で、ITインフラストラクチャとデジタルサービスの根底にある基本的な概念や技術について学ぶ。2章は「さくらインターネットのサービス」。同社が提供するインフラストラクチャとアプリケーションに関する内容を学ぶ。

3章は「さくらのクラウドでのアーキテクチャ設計」だ。同社サービスのシステム構成の設計を深堀りする。コンピューティングリソース、ストレージ、ネットワーク、データベースの設計、セキュリティ、可用性、拡張性、コストパフォーマンスの最適化など、より実践的な内容となる。

教材は動画によるオンライン形式。動画で使用する資料はダウンロード可能だという。なお、全ての教育コンテンツは無償で利用可能だ。4月末から提供を開始する予定。

検定は今夏に初回を実施する予定で、その後はおよそ3カ月ごとに継続的に実施される。自身のPCを利用してブラウザから受験可能なため、自宅や職場、カフェなど任意の場所から参加できる。試験は60分間で約100問が出題されるという。今後、専用WebサイトやSNSなどで例題が公開されるとのことだ。
○3問の例題に挑戦

説明会では参加者にサンプル問題が出題された。以下に3問紹介するので、ぜひ挑戦してほしい。

○第1問

問題:
クラウドコンピューティングの説明として、最も適切なものは何ですか。

選択肢:
・データのローカル保存
・オンラインゲームプラットフォーム
・インターネット経由で利用可能なコンピューティングリソース
・オンラインプログラミングスクール
○第1問

問題:
データセンターの主な役割は何ですか。

選択肢:
・サーバやネットワーク機器の販売
・インターネットサービスの提供
・オフィスのセキュリティ管理
・ソフトウェア開発
○第3問

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