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『花咲舞が黙ってない』令和版が引き継いだものと新たな要素 『ブラッシュアップライフ』が生んだ縁

マイナビニュース / 2024年5月4日 6時0分

画像提供:マイナビニュース

日本テレビ系ドラマ『花咲舞が黙ってない』(毎週土曜21:00~)。平成版を立ち上げたプロデューサーから引き継ぎ、今田美桜、山本耕史ら新たなキャストともにこの大きなタイトルに挑んでいるのは、『ブラッシュアップライフ』のヒットが記憶に新しい小田玲奈プロデューサーだ。前作で築かれた『花咲舞』というブランドに、新たな要素を加えて令和版の制作に臨んでいるという――。

○亡き前任プロデューサーの「血を受け継ぐものとして」

前作『花咲舞が黙ってない』には携わっていなかった小田氏。今作を担当することになったきっかけは、今や国内外で数々の賞を獲得するヒット作『ブラッシュアップライフ』(23年1月期)だった。

主人公・近藤麻美(安藤サクラ)が3周目の人生で日本テレビに入社し、ドラマ制作に配属された中で、劇中に出す実在の作品を考えたときに、日テレを代表するドラマが分かりやすいこと、そしてミタコング(鈴木浩介)を痴漢のえん罪から救う(※)時期に放送されていたドラマとして、『花咲舞が黙ってない』に白羽の矢が立った。

(※)…中学時代の教師・三田先生、通称ミタコングは、麻美にとって授業中に正論をぶつけるも理不尽に言い返され、ゲームボーイアドバンスの『逆転裁判2』を取り上げられるなど嫌な思い出しかないが、社会人になって電車内で痴漢の容疑をかけられているところに遭遇。麻美が盗撮していた動画が決め手となってえん罪から救出するのが定期ミッションとなった。

そこで、原作の池井戸潤氏に映像使用の許可を取ることになるが、『花咲舞が黙ってない』シリーズを担当していたプロデューサーの加藤正俊さんが亡くなっていたため、小田氏が直接オファー。すると、即日で快諾されたという。

そんな縁もあって、日本テレビで再び『花咲舞が黙ってない』をドラマ化するにあたり、小田氏がプロデューサーに就任。「亡くなる直前に『恋です! ~ヤンキー君と白杖ガール』や『悪女(わる)~働くのがカッコ悪いなんて誰が言った?』で加藤さんと一緒にやっていた私が、多少は血を受け継ぐ者としてやらせていただくことになりました」と動き出した。

○変わらぬ劇伴音楽「もらわない手はない」

前作からキャストを一新して9年ぶりに復活するにあたり、どのような意識で臨んでいるのか。

「加藤さんが作ってきた古き良きテレビドラマの良さは守りつつ、新しいものを付けることで、どうやって今の人がよりよく見てくれるものにするのかというのが、私がこのドラマをやる意義、チャレンジだと思っています。なので、無理に全部新しくするということではなく、つないでいきたいものは大切に残しながら作っています」

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