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『THE SECOND』は「より長く漫才を続けてもらうための大会」 2年目で裾野拡大、フェア環境一層追求

マイナビニュース / 2024年5月11日 6時0分

画像提供:マイナビニュース

●フジ社長が早々に第2回大会を宣言
結成16年以上の漫才賞レース『THE SECOND~漫才トーナメント~』第2回大会の「グランプリファイナル」が、フジテレビ系で18日(19:00~23:10)に4時間超にわたり生放送される。初開催の前回は、若手漫才師がしのぎを削るバチバチ感と違い、出場者がベテランということもあってより戦友感が生まれることで、これまでにないお笑い賞レースの形を打ち出し、早々に第2回の開催が決定した。

そんな今大会は、どのように準備を進めてきたのか。これまでの選考過程の振り返りや、新たに参加する有田哲平(くりぃむしちゅー)、博多華丸・大吉へのオファー秘話なども含め、チーフプロデューサーの石川綾一氏と、総合演出の日置祐貴氏に話を聞いた――。

○放送枠確定前から選考会スタート

第1回大会は、放送終了後の見逃し配信再生が149万回(※4エピソード合計/配信数はビデオリサーチで算出。TVer・FODの合計値)をマークするなど大きな反響があったが、その配信期間が終わらないうちに、フジテレビの港浩一社長が定例会見で「新しい賞レースとして話題を提供できた。今後、大切に育てていきたい」と、第2回大会の開催を宣言した。

「やるんだろうなとは思っていました」という感触があったと振り返る日置氏。昨年8月から石川氏との間で第2回大会に向けて動き出したが、第1回大会と同じ土曜日のゴールデンタイムに4時間10分の生放送というスタイルが確定したのは、冠スポンサーが決まった今年3月になってのことだった。

「アサヒビールさんが冠提供を受けてくださったことにより、制作が希望していた4時間超の放送尺に確定しました。そこでスタッフの士気は一気に上がりました」(石川氏)

ただし、選考会は2月2日からスタートしていたため、「(放送枠が)3時間だったらこれはなくそうとか、3時間半ならこうしようとか、いろんな尺のパターンの表を作って考えていました」(日置氏)とシミュレーションしながら、大会は走り出していた。

○「去年やったものの完璧版を作りましょう」

そうした中で、第2回大会の方針として日置氏が全スタッフへ最初に伝えたのは、「去年やったものの完璧版を作りましょう」ということ。

「去年は第1回大会というのもあって、もっと完成度が低くなることも想定していたのですが、結果として大幅にここを変えようみたいなものがなかったんです。なので、カメラワークとか、CGのこだわる部分とか、細かいところを直して100点にするというところに、力を注いできました」(日置氏)

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