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行き場のない孤独な4人が希望を目指したある1日の物語

NeoL / 2019年12月7日 20時58分

行き場のない孤独な4人が希望を目指したある1日の物語



中国の新人監督フー・ボーのデビュー作にして、遺作となった映画『象は静かに座っている』が公開中。


中国の小さな田舎町に住む少年・ブーは友達をかばい、不良の同級生をあやまって階段から突き落としてしまう。不良の兄は、町で幅を利かせているチェンだった。チェン達に追われ町を出ようとするブーは、友達のリン、近所の老人・ジンをも巻き込んでいく。一方、チェンも親友を自殺に追い込んでしまい自責の念のかられており、それぞれに事情を抱えた彼らは遠く2300km先の果て満州里にいる一日中ただ座り続けているという奇妙な象の存在を目指し、歩き出す――。


自然光での撮影、挑戦的な長回しなど、細部にまこだわり抜き、234分に及ぶ大作を作り上げたフー・ボー監督。234分に及ぶ魂の叫びを、心に焼き付けて。


象は静かに座っている
監督:フー・ボー
出演:チャン・ユー、ポン・ユーチャン、ワン・ユーウェン、リー・ツォンシー
配給:ビターズ・エンド
(2018年/中国)
公開中
©Ms. CHU Yanhua and Mr. HU Yongzhen
http://www.bitters.co.jp/elephant/

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https://www.neol.jp/movie-2/

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