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元為替ディーラー小林芳彦がFX実弾トレード生配信――凪相場の中スキャルピング1時間で+48pipsという結果に

ニコニコニュース / 2016年11月18日 11時0分

ニコニコニュース

 トランプ大統領の爆誕で、マーケットも大荒れの11月。時流を読んでFXの勝者となるには、どうすればいいのか!?

 元為替ディーラーにして、ユーロマネー誌(日本語版)顧客投票ベストセールス部門6年連続第1位(過去7回受賞)、短期為替予測部門でも5年連続第1位受賞の実績を誇るJFX代表取締役社長の小林芳彦氏が、大統領選の余韻も残る11月11日(金)にリアルタイムのFX実弾トレード生配信「みんなで見よう!元・為替ディーラー小林芳彦のFXトレード生中継」を敢行! 値動きの少ない中、着実に利益を出していくプロの息づかいを感じて、相場を生き抜くヒントをつかめ!

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いきなり"売り"から勝負をかける小林社長

小林:
 はい。もう今売りました。

ディレクター:
 売りましたか! もう売りポジションで入られています。106.284円で売りポジション。今画面が映っておりますが、これが実際に小林さんが見られている画面です。このパネルを見ながらトレードされております。

(決済)

小林:
 今いったん切りました。

ディレクター:
 はい、今いったん切られたということで。今撃たれた音(バキューン)が、決済を示す音になります。いま決済が二つ入っております。

(決済)

ディレクター:
 106.340円、いま買いポジションで106.316円で買いポジション入っております。

小林:
 うーん。

(決済)

ディレクター:
 おっ。はい。

(決済)

小林:
 今、買って決済しました。

ディレクター:
 今、確定ですね?

小林:
 買い増しして、決済しました。

ディレクター:
 買い増しをされて、決済されたそうです。えー、買い増しで、最後売りで106.290円と106.316円で確定が出ております。

(決済)

ディレクター:
 いまポジションが入りました。106.338円で買いですね、ドル円。

(決済)

小林:
 利食いました。

ディレクター:
 あっ。今、利食いをしました。106.338円で買われて、決済106.355円ということで。プラス1.7銭ですね。

小林:
 30近辺で止まるかなと思ったら抜けてきて。今、追っかけ買いしてみたんですけど。ここの上、40台のところちょっと重たそうには見えるので、あまり追っかけたくないなーと思って。少し様子を見てます。

 ちょっと今、押しを36台待ってたんですけど拾えなかったですね。......この押しのサンロク拾うと結構......いま、39台伸びなかったんでねえ。買いは買いだと思うんですけどねえ。

ディレクター:
 今、小林社長のポジションはノーポジの状態になっております。

(決済)

ディレクター:
 今入りましたね。106.392円で買いです。今、買いポジションが入っております。

小林:
 跳ねろやー! 40行かんのかなあ。ううーん。

(決済)

小林:
 これはキツいかなあ~? ダメかなあ~?

ディレクター:
 おっ。買い増しですね。106.369円で買い増しになってます。

小林:
 もう一波くるかなあ、と思うんですけどねえ。......ああ、ダメだな。これはダメですね。

(決済)

ディレクター:
 あっ、今決済をされました。マイナスにはなってますが、今106.350円で売り注文で、両方とも決済しております。

小林:
 もう一段の伸びを期待したんですけどねえ。ダメでしたねえ。

損切り上手な小林社長

ディレクター:
 「損切り上手だからいいよな」というコメントが。そうですね。損切りをハッキリされますね、今のところは。

小林:
 ヨンマルは重たかったっちゅうことですねえ。もう一声期待したんだけどなあ。今は106.380円なんですね、BIDがね。......今これもう、お見合いですなあ。......うーん。

(取引)

小林:
 売ってみました。

ディレクター:
 おっ。今ポジション入りました。ドル円売りの、106.357円で売りですね。

(取引)

小林:
 今、106.366円でもう一回売り増ししてみました。

ディレクター:
 今、106.366円で売り増しです。106.357円で売りで、106.366円で売り増しをされております。

小林:
 ポジ取ると鈍いんですよねー。

(取引)

小林:
 いったん、利食いました。

ディレクター:
 おっ。今、利食われました。えー、106.339円ですべて買い戻しということで利食いです。こちら今、、106.357円、106.366円の売りの、106.339円で買いとなっております。

(取引)

小林:
 106.337円売ってみました。もう一発こい! そっちですか......。うーん......。

(取引)

小林:
 いったん止めました。あんまり利が伸びません。

ディレクター:
 今、買われましたね。106.332円で買いのポジションに入っております。現在はノーポジですね。

利が伸びず、ノーポジ待機

(決済)

ディレクター:
 いま売られました。106.342円で売りですね。

(決済)

小林:
 106.330円、買い戻ししました。

ディレクター:
 106.330円で買い戻しです。あっという間で追いきれませんでしたが、106.337円で売られて106.332円で買い戻しされてます。

小林:
 値幅は狭いですねえ。......さっきは40瞬間突っかけるかなと思って、ロングのポジションを取ったんですね。で、あともう一声だったんですけど、これが行きませんでした。もうこれは諦めるしかないということで、ロング落としました。

 もう一波来るかなあというイメージは、そのときの自分の相場の波動で、もう一声行きそうな感じがあったので、買いで攻めて。流れから言ってもショートがまだ残ってるとすれば、最後40の上までストップ引っ掛けにいくかなあと思って買ってみたんですけど、ダメでした。

 6円の、本来は今、どっちのポジションを取ろうか考えているので、すぐには取れないですけど。6円の、本来03を攻めに行ったときの、ロングの切りとショートの新規の玉が20近辺、もしナンピンかけてるとすれば、10台で買い戻しをかけたかった連中がいたと思うんですけど、それが諦めてさっき30・35から上買ったような気がするんですね。

 少しずつ、ちょっとどこまで潰れるか分かりませんけど、30台攻めてきたんで。もし、33とか、34とかの戻りがあったらちょっと売ってみたいなという気はしています......。先に30潰れちゃいますか......。

焦れて突っ込んで売ってやられる

小林:
 さっきもあれですよねぇ。ボリンジャーバンドのセンターラインが今、344にあるんですね。それにかけての戻りがちょっとあったら売りたいなぁと、実は思っています。でも、こういうときってなかなか戻れないで売られちゃうんでしょうね。

 これ、よく自分がやられるパターンで、焦れて突っ込んで売ってやられるケースがあるんですけど。はぁ、31が精一杯でしたか。うーん、逃しましたね。まあちょっと、ここ追っかけてもしょうがないなあと思うんで、ここは見逃しましょう。

(取引)

小林:
 106.306円売ってみましたけど。30割れたら辞めます。
 ......30までしか来ないのか。もうちょっと待ってください。はい!

(取引)

ディレクター:
 今、決済されました。106.297円で買い決済ですね。

小林:
 本来もう少しまだ戻り売りたいです。うーん。あんまりイメージ的に28から25ゾーンって売りたくないですね。それまで上がってくるとき、7時50分ぐらいから8時にかけて上値が29くらいで、30なかなかつかなかったんですね。それもあって、多少ショートを持ってるとすれば買い玉が出てくる可能性が高いな、と自分は思ってるので。突っ込むとあんまりろくなことがなさそうなので、それは突っ込みません。しいて言えば、さっきの31以内を見逃しったってのが、ちょっと痛かったかもしれません。

 自分でよく逆張りで、たとえば下落している最中にロングを取るっていうことも可能性としてはあるんですけど、それはオーバーシュート気味に突っ込んだときは買えるんですけど、このようにじわじわと戻りを潰しながら売られてきてるときって、買うとたいてい捕まるケースが多いです。なので、今、買いは考えていません。戻り売りをしたいです。で、戻りがさっき言ってた34くらいでしたかね。まあ、全然戻らなかった。ボリンジャーバンドのセンターラインまで戻らなかったのは、やっぱり大きかったかなぁ、という気はします。

 下は今、安値が247BIDってことは、250オーバーまで下がったんですね。今そこから2銭強戻してるってことですね。299。299、もうひとこえ行きたいけどなぁ。

 これは一瞬、悪魔の囁きなんですけど。いま292って売りになったんです。こういうのって買ってみると取れる局面もよくあるんですけど、売りたいのに買いで捕まって、そのまま下がっていくってパターンが一番実は嫌で、今日も実は日中、買いでイメージしてるのに、売りで捕まって、しかもナンピンかけてて損切ったっていう、痛いディールをやりました。それがあるので、今日は昼間の失敗を活かしたいと。

 ......これ、戻り売りから分かんないけど、ちょっと買いに傾いてくるのかなぁ? いま、ちょっと売られてますけどね。これはギャンブルだなぁ。27台、26台かあ。買ってみるっていう手もあるんだけど、なんか皆さんにあまりにも逆張りで捕まって投げるのをお見せしたくない(笑)。

 これはたとえば、全然公開してなかったら、買ってる可能性が高いと思います。さっきの26台で。そうするとまぁ、多少なりとも利食いはできる。それでダメだった場合には25割れですぐに損切るっていう方向性であればいいんですけど。ただ、あまりに逆張りが強い場合、あまり皆さんに参考にもならないでしょうし。こうやってやっぱり垂れてきますから、速攻利食わないと捕まるってケースが多いですかね。

 今は確かに、このボリンジャーバンドのセンターラインが垂れてきています。ようするに、これは現状戻り売りを意味しているサインですので、やはり戻り売りが王道なんだろうというふうに思います。

 254潰れてきましたね。さっき言ったように変に買ってると、上で利食えないとロングで捕まるパターンかなぁと思います。

 誘いますねぇ、251売りがねぇ。誘ってくれますねぇ。確かに1.5銭くらいの値が......。抜けてるなぁ(笑)。なるほどね。292かぁ。

(取引)

小林:
 ちょっと売ってみました。

ディレクター:
 295で売りですね。

小林:
 さっき26まで落ちましたよね。26で跳ね返されたんですけど、次はたぶん26まで下がらないと思うんです。28近辺、今29.2ですけど、もう一声割れてきたら28台買い戻します。

(取引)

小林:
 買い戻しました。多分、いまの26まで下がらないと見ました。だんだん、これがもみ合いながらボリンジャーバンドのセンターラインの傾きが水平に切り替わり、下値がもみ合いながら25近辺で固まるようだと、次に30抜けてくときに売ると捕まるパターンだと思います。気持ちがベアから少しずつブルに切り替わっていくのをレートパネルで感じたいなぁと思います。

 いま30だけど買ってきましたね。買えてませんけどね。ただ、売らなくて正解なんじゃないんだろうかと、ちょっと僕は思ってます。

 いま、31ですね。31台に乗っかって来ましたね。もうセンチメント自体がレートパネルを通じて切り替わってってるんです。315、317BIDレートですね。32台ちらっと見ましたね。こうやって見ると、さっきの28、29ビビらずにあそこを買うべきだったのかもしれません。ただ自分がショートを振らなかったっていうのが、それはそれでプラスなんですね。負けなかったということですから。

 全部が全部思ったことの100%トレードできたら、それはもうものすごい優秀なディーラーなんですけど、普通はディーラーって考えたことの6割~7割が実行できたら最優秀のディーラだと思っています。普通半分もできません。買ってみようかな?と思って、実はそれ買わないと上がるんです。それが2回、3回あって、4回目にじゃあ買ってみようとするとだいたい天井掴むんですね。というパターンが多いので。でも、これ結構抜けてきましたねー。そうかそうか。

(取引)

小林:
 32.6ちょっと遅いかもしれません。買ってみました。

ディレクター:
 はい、326で買いです。

小林:
 失敗! 失敗だぁ。いま34台見えてで利食ったつもりだったんですけどチャラになってしまいました。

ディレクター:
 326で買って、売りです。

小林:
 買ったんですけど、34くらいが見えた瞬間に利食ったつもりだったんですけど、もうすでにレートが下がってました。これは失敗でしたね。タイミングがちょっと遅かったですね。これ難しいところだけど、どうしようかなぁ。

 今も瞬間34のところですぐ跳ね返されたので、やっぱり上は上で売りたい人たちも残ってるんでしょうね。いま、目先26と34で綱引きです。

(取引)

小林:
 311買ってみました。さっきの32、33台まで上がってくれるといいんですけどね。もう一声行かないかなぁ。

(取引)

どう転ぶか分からない展開

小林:
 324で決済。センチメントがこのまま上に上がるかどうか、ちょっとよく分かりません。変にレベル感で33台売っていいものなのか、もう一回下がった30近辺を買わなきゃいけないのか、これからの流れが変ってくるのか、ちょっとどう転ぶかわからないんで、いまノーポジになっています。値動きも、それなりに32から34レベルって行ったり来たりしてるのでポジション交錯してるのかなぁと思います。
 
 これすごく難しいのは、今32近辺、33近辺で止まっちゃってですね、下のツッコミはさっきの25近辺で止められてしまいました。もう一回、28、29下がったら買いたいと思ってる連中がいるんでしょうけど、上は上でさっき40突破できなかったということで、25~40のこれ、ある意味ど真ん中なんですね、アベレージコストがこのあたりに集中している。

 多少ナンピンかけたとすればですけど、とすると両サイド今ポジションがこなれてる最中なので、下がれば買う、上がれば売るで、両サイドポジション、スクエアリングされてるんだと思います。で、また先程から申し上げているボリンジャーバンドのセンターラインがほぼ横ばいになってしまいました。

 28かぁ。今いったん上の波動が34で終わりましたね。もう一段下かなぁ。騙されるかなぁ。これは騙しですねぇ。いきなり315ですねぇ。

 これ、薄い中で秒スキャやっている方々はよくおわかりだと思うんですけど、こうやって27くらいから、パン!って3に飛ばれると、元々の利食いをなかなか5銭取れない状況の中で、さっきもやっちゃいましたけど、5銭とか損切りやると取り返すのに時間がかかるんですね。これもメンタルなくなってきましたね。どっちかなぁ? うーん。

(取引)

小林:
 316売ってみました。

(取引)

小林:
 なかなか一線抜けないですよね。今買い戻しました。あんまりどっちに転ぶかよく分からないですけど。

ディレクター:
 先程は316で売りの305で決済です。

小林:
 うーん......。ボリンジャーバンド一分足でもセンターラインのど真ん中ですからね、これは。ちょっと全くどっちに転ぶかわからないですね。あえて博打になっちゃいますね。

ディレクター:
 この放送、大体9時15分ぐらいまでトレード中継を送らせていただければと思っております。後25分ほどです。

小林:
 うーん、流れが出てこないとちょっとやりにくいですね。手数を出しても全然トレンドらしいトレンドが無いですね。さっきの上跳ね34下が26でもみ合っちゃってますので、今は拮抗していて、どっちかに傾いてこないと動きが無いかもしれませんね。

 うーん、ちょっと売りで仕掛けるのは早い気もするけどなあ......。だんだん、ちょっと買いではないんだろうなというニュアンスを感じています。値動きが、さっきから30のところ突っかけてなかなか上に抜けきれなかった。それでいったん下を狙いに行って、もしここで25とか下がらないんだったらまたもう一回30台に戻るかもしれません。

 うーん......275ですか。270......動きとしてはあれかなあ......。やっぱり29じゃ売れないですね、もう少し跳ねないと。今、気持ちは少し売りに傾きつつあります。短期的ですけど。

ディレクター:
 このトレードは大体9時15分ぐらいまで続けさせて頂いて、そのあと小林社長への質問をお伺いしていきたいと思います。

小林:
 うーんちょっとダメですねぇ......。モメンタム出てこないですね。サンマルヨンとかゴーとか見えるんですけど、あまりに早くて打てませんね。そしたら今下がっちゃいましたね。30.1銭じゃなあと思ってましたけど......売りたかったけどなぁ......。これ突っ込んでいいのかなあ、時間は9時か。

ディレクター:
 はい、今21時丁度になってますね。

小林:
 これ、何かしら弾が出始めたんですかね。今ちょうど、さっきパコーンと叩かれて1つ水準が変わってきましたね。そうだな、28・29ぐらい。戻り売ってみようかなと思います。どうだろうなあ。でもニーマルも割れてないからか。もうちょいショート頑張ってみるかなあ。うーん。

 さっきの30台に売りそびれたっていうのがちょっと痛いですね。306とか307にこだわって売れませんでしたね。方向的には今、売りっぽいとは思うんですけど。26か、もう一声あるといいんですけどね。

(取引)

小林:
 282、ちょっと売ってみました。

ディレクター:
 ドル円売り、106.282円です。

小林:
 うーん、294ですか。ちょっと流れが変わってきたかもしれないのでいったんやめます。

(取引)

小林:
 286、損切りました。

ディレクター:
 損切り、286ですね。先ほどのは286で決済してます。

小林:
 流れがスッと上になってきたかもしれない。
 あー、そっかー。まあショート切っておいて正解ですけどね。そっち行っちゃいますか。こりゃ失敗やな。

(取引)

小林:
 349、買ってみました。
 さあどこまで上がるか。さっき35.9銭までしか上がってないですもんね。買いが遅いんですけどね。もう1回跳ねてほしいけどな。なんかこれも弱いかな。もう1回一息伸びてほしい。

(取引)

小林:
 やめました、35台。

ディレクター:
 354で決済されてます。

小林:
 1回逆に行かれてますからね。そういったときに逆にマイナスに行ったポイントはなるべく、1回損切りも出てるし、2回連敗しないようにしたいと思って今買い戻しました。
 うーん、引きつけて32台。うーん。

ディレクター:
 コメントで「これはトータル勝ってる?」とありますが、今プラスの4.8銭です。

トータルで4.8銭プラス

小林:
 すんません、しょぼくて。
 うーん......なんか今ひとつですね。なかなか今日トレードでお見せできたポイントが2つぐらいしかなくて。ショートを4銭切りしたっていうのが自分の中ではポイントが高いなと。あともうひとつは27・28から上に上がってくるんではないかと思って、そこでお話したときにその通りに上がっていった。それぐらいですね。

 あとはもう特筆すべき物が何もないです。これで今365まで来てますけど、先ほどその前に......8時半前かな? 高値が392で止まってるので、これにかけてそこまで上がれるのかどうかというのがポイントなのかなという気もします。
あんまり今日、この薄い中で追いかけてやらなくてもいいのかなと......。ああ、39超えてきましたね。ストップかな? 一瞬今、391ですね。さっきの高値は抜けてないですね。

 なかなかこれで前回高値のカウンター気味にショート売れるってのは、今見てても目に留まらなかったぐらい早いので、売ろうと思っても売れないでしょうけど。今逆にボリンジャーバンドのセンターラインが少しずつ上を向いてきてます。

 バンドが拡散し始めました。プラス2シグマにあたりながら今ボリンジャーバンドですけど、少しずつ上昇しかけているので、これは逆にどこまで上がるかわからない部分。レベル間でのショートを振るとつかまりやすいポイントです。と言って、40のところを抜けないとちょっと買いたくないなという気はしてはいるんですけど。ダブルトップって崩れちゃう可能性が当然あるので、ここは買いにくいんですけど。

 ヨンマルつけて、パーン!ともし跳ねてヨンゴーとかまで行ったら、私ちょっと逆張って売る可能性もありますけど。ただこのあたりはちょっと買いも売りも仕掛けにくいですね。ここでレベル間で売り上がるっていうパターンは、実はリスクが大きくなるだけなので、本来はやってはあまりいけないものです。

 と言いながら私もたまにやっちゃったりするんですけど、あまりそれをやりすぎるとポジションが膨らんでのロスカットなので結構後で痛いです。今ヨンマル、BIDベースで40.2銭まで行きましたね。高値ですね。そこからつけたあと、ヨンマルタッチしたあと落ちてこないんで若干ですけど、どうなんでしょうね。さっきのもみ合いの中で219まで下げた9時過ぎの売り仕掛けの連中が、多少残ってるのかもしれません。

 ただ自分としても上値のゴマル台とかロクマル台とかっていうのは、もうこれは今日1日のレンジの中でやはり重たいポイントですから、本当に秒スキャじゃなければなかなかこの上は買いにくいというふうに思います。

 そういった意味ではあまり追いかけて買うと高値掴みするので、結果的には往復ビンタをスキャルでも喰らいます。ある意味動きが大きいと、たとえば1方向に10銭20銭じゃないにしてももう少し値幅が狭いような場合、瞬間的にもし2銭3銭やられてもナンピンかけることによって瞬間的に戻ったりするケースがあるんですけど。

 これだけベターっと濡れ落ち葉みたいな動き方されてると、ナンピンかけても多分なかなか逃げられないですよね。その方向に行かなかった場合、逆にポジションだけ膨らんでロスが当然膨らみますのでそれは避けるべきかなと思います。ある程度動きが大きい場合にちゃんとストップロスだけ決めて、ポジションを1回ナンピンして逃げるという手もそれはありだと思います。

 大きく負けるパターンは、動いてもいないのにナンピンかけて、金額が膨らんでアベレージコストがほとんど変わらないとき。それで持って行かれて、今度はすごい高値圏で切らされちゃうんで。そうならないようにしたいなと思います。

 ちょっと、これどうなのかな? 上値の40のところ、だんだん今値動き、プライスアクションを見てると40台2回ぐらいつけてるんですけど。そこからの伸びがないので、もしかしたら――もう今15分ですね――もうちょっと経ったら垂れてくるかもしれません。もう逆に買い目線じゃなくて、売り目線に変えたほうがいいのかな? というような感じでございます。

ディレクター:
 はい、時間ということで。

小林:
 なんか、ろくなトレードも見せられませんで、申し訳ございませんでした。

ディレクター:
 ただ、結果的にはプラスの4.8銭ということですね。

小林:
 すいません、勝ち逃げで終わりました。

今日の取引のポイントは......

ディレクター:
 では、コメントを見ながら今日のまとめを伺いたいと思います。「時間帯が悪かったんじゃないか?」というご指摘もいただき、こちらも運営として申し訳ありません。

小林:
 いえいえ、そんなことないです。(コメントを見て)あら、プラス42銭の方がいらっしゃいますね。おめでとうございます!

ディレクター:
 改めてこの1時間、今日の相場はどうでしたか?

小林:
 はい。まずひとつには日中のロングが切らされる形で、番組の始まる前に106円の031まで下落して、番組スタートするときには106円割れてるのかなと思うぐらいな相場つきだったんですけど。そこから106円の20台まで戻してきての番組スタートでした。入りっぱな、どっちから入ったほうがいいのかなって考えながらですね、しょっぱなに......最初損切りから入ったんですね(笑)。

 いきなり損切りから入って取り返してまた次損切りしてあとはまあちょぼちょぼ取り返したっていう形ですけど、まず1回で大きなやられを被らないようにしようということと、やられたときに一発で取り返さないようにしようということはすごく大事なことだと思います。

 一発で取り返そうと思って金額を膨らませて結果的には次損切りになってしまうといった場合に連敗をしてしまいますので。そうすると次から自分の手の内がやっぱりビビるんですね。で、利食いがさらに早くなって今度損切りが遅くなるんです。――お話をしてるときに、今35ぐらいまで垂れてきました。さっき言ってた40台、伸びきれないやつが少し下がってきたかもしれません。

 あとは逆にマーケットのポジションの傾きを見ながら、ある程度アベレージを推測しながらポジションを取ってみる。で、ダメだと思った場合にはすぐやめると。特に一撃で大損こいてしまうようなところまで引っぱってしまうと、もう取り返しがつかなくなるので。ダメだなと思ったら早く、先ほども「これが何々になったらやめます」って僕宣言してたと思うんですけど、それは自分の気持ちが逃げるのを避けるためです。

 要するに公言することによって、それを自分で有言実行に切り替えて自分にプレッシャーをかけたんですね。さっきも29割れたらやめますって申し上げた、あれっていうのは実はセンチメントが買いに急激にプライスアクションから傾いていて、このまま持っていたらショート俺やられるだろう、損切りになっちゃうだろうと、だからこそ少しでも損が少なくなったときに切った方がいいということを思って、実は29割れたらやめますと、本当は29割れたらって言う前に292とか293で切っておくのが一番安全なんですね。ただ儲かってないんでケチりました。

 本来は上がると思ったら、ショートを持っててやばいと思ったんだったらその場で切るべきだと思います。さっきの40から一瞬35近辺まで緩んだあとすぐに跳ね返されたので、これは基本は根っこでショートを持ってる人間が買い戻しをかけてるのかもしれません。

 ただ、あのセンチメントは40を攻めに行って、瞬間的には下がるだろうなと思う感覚って実は大切で、それがまた下がりきらなかったら逆にひっくり返せばいいですから、とにかくうまくなかなかポジショニングできないケースも多いんですけど、今日は幸運にも日中はとんでもないポジションを取ってそれが最終的にプラスになってくれたんで本当にラッキーでした。

 今はまた動かない中でも幸運に恵まれて、それほどポジションを張ってから動かなかったので逆に助かりました。毎回毎回そんなので勝てるという、ある程度鉄板のディールになれば一番いいんでしょうけど、そうじゃないケースも多々あるので綱渡りでプラスになってるケースもありますし、今日みたいに運だけでプラスになった日もあると思います。

ディレクター:
 ここでユーザーからの質問です。
 神奈川県の女性の方から。「今日はかなり動きがありませんでしたが、いつもこれくらいでもトレード続行しますか?」今日は番組ですのでトレードしていただいたという部分もあると思うんですが、普段、特に何もないときはどうされていますか?

小林:
 時間を決めてトレードをしていて、特に夜に収録に入っていたりする場合にはトレードできないんですけど、何か動いて自分がピンと来ることがあればポジションを取ってみて、その感覚が少額でかまわないので翌日のトレードに活きるかなという気がしています。

ディレクター:
 続いての質問ですが、大阪府男性の方から。「大変勉強になりました。ひとつ質問なのですが、ドル円とユーロドルはスキャルの値動きは感覚的に似たようなものなのでしょうか?」

小林:
 ユーロドルのほうが値幅が大きいですし動くんですけど、この欧州の時間帯って自分がわからないフローが突然入ってきたりするので、スイングの方はいいにしてもスキャルの場合は突然4~5pips逆持って行かれたりとかするので、あたふたするケースもあります。

 自分の場合には、お客様はドル円をやるケースが多いのでドル円中心に。これだけボラティリティがあればドル円でもいいかなという気はしています。

ディレクター:
 続いて、「MACDを見られていたと思いますが、どのように参考にされていらっしゃいますか」という質問をいただいています。

小林:
 結果的に2つのシグナルとMACDとの乖離を見ているわけですけれども、その乖離でオーバーシュートをしてローソク足が天井を付けて崩れ始めてくるときに、MACD自体も遅れて交差しますよね。

 その値動きが次にどっちに来るだろうという動きを見て、ある程度プライスアクションが実際に来てる段階でもう1回MACDでその流れを確認しに行くみたいな形です。一番大事なのは、先ほども申し上げたんですけど、プライスアクションが動いている中でこういう買い玉が入ってきてるとか売り玉が入ってきてるっていうのを、このレートパネルの動きから感じることなんですね。

 私はよくツイッターで"フォース"って言ってるんですけど、『スター・ウォーズ』の。要するに感じるってことですよね。もしくは、このポジションを持っていたら危ない、やばいと。少なくともショートは持たなくてもロングは切っておかないといかんとか、そういった感覚。もしくはこれは今から上がりそうだとかっていう感覚を、ぜひ身につけていただけたらいいかなと思います。

パネルの動きから"感じろ"

ディレクター:
 続いて、「社長の取引画面はレートパネルとチャートが同時に出てますが、レートパネルを中心に見てらっしゃるというのは冒頭でお伺いしましたが、チャートとは感覚的にどのような使い分けをされているのか教えてください」。

小林:
 ずーっとレートパネルを見てると、5分前10分前にどこの値位置だったかっていうのを忘れちゃったりすることがあるんですね。それと水平線を引いてますけど、前の高値安値のところですね。それを水平線を一分足でも引いておいて、5分でもいいんですけど、これに絡んだところがもみ合いを続けるのかどうか、抜けるときに跳ねるかどうかっていう。

 一番の高値安値ではないのでそれほど大きなレジスタンスサポートにはならないかもしれませんけど。一応それを見るために、紙に書いておくのは厳しいんでチャートを出しておくと目で見れると。ただチャートを見ながら売り買いをしてるのではありません。メインは7:3くらいでレートパネルかなというふうに思います。

ディレクター:
 「日経やダウや米国債などを見ながらトレードされていますか?」

小林:
 夜は株式を見ないといけませんし、実はここに見えてませんけど、米債の10年債の利回りをロイターで別のスクリーンに出しておりました。それを見てますけど、この時間帯ですからね、それほど大きな動きにはなりませんけど。

ディレクター:
 今年度の為替の相場観につきまして、小林社長の予想を改めてお伺いさせてください。

小林:
 実は私、トランプさんは負けると思っていました。トランプさんが負けるので株が崩れて米債に流れ、米債のプライスが上昇して金利が急落、長期金利が急落することでドル円が崩れる。で、99円100円のサポートラインが潰れれば95円の目もあり得るべし、というふうに思って喋りもしましたしコメントも書きました。全然違います。値動きは全然、101円すら割れませんでした。

 その中で、ここ数日コメントも書いてるんですけど、トランプが勝ってなんでこんな値位置にいるのかってよくわからんというのが、最初の正直な気持ちです。いろいろ理由はつけられます。トランプさんが財政出動してくる、もしくは減税をする、そういったことでアメリカの景気浮揚策を次々に打ち出してきてアメリカの景気、経済が持ち直すであろう。そうすると逆に今緊急避難的にフライト・トゥ・クオリティという質への逃避でお金が米債に流れ込んだそのものが米債から出ていっているので、米債が売られて長期金利が上がっています。その長期金利に連動してドル円が上がってきていることは間違いない。

 それと落としすぎた株だとかそういったものを再度構築し直している、もしくはかけてしまったヘッジを外している。そういった玉が出ているのかなというふうに思います。なので、「12月のFRBの利上げは多分これは行われる。トランプさんだったら利上げは行われないだろう」と考えていたんですけど、そうではなくて。これだけ財政出動して減税をやってアメリカの景気が回復するのであれば、短期金利は上がらざるを得ないし長期金利も上がる。

 全体で短期も上がって長期も上がるのでイールドカーブというのが上にズレるんですね、利回り曲線です。ですからこれは基本的にはドルが強くなるであろうという話になります。従いまして自分の相場観では106円の50を天井圏だというふうに思っておりました。

 でも、これは逆に7の50を抜けてきたら......これ、チャートまだ見れるんですよね? 見れます?

ディレクター:
 はい、見れます。

小林:
 チャート、じゃあこれをちょっと日足に変えます。
 はい。日足で、2016年の7月の21日です。107円の49という高値があるんですが、この107の49をもし、今日107円ちょうどのところにオプションがあって、その手前で防戦売りが入ってました。潰しきれませんでした。

 でも、7の50、7円ちょうどから7の50にある輸出の売りオーダーを全部食ってしまったら、7の50を抜けてきた場合にこれは今度上に跳ねるというチャートになると思うんですね。ですから変にレベル感を持って売り上がったりしないように、基調はもう1回105円が割れたら逆にロングはやめる場合でどこか押し目を買ってみるスタンスに切り替えて、7のゴマルが抜けたときにどこまで跳ねるのかを方向的に見ていったほうがいいのではないかと。

 今まで私はドルベアでしたけれども、基調をドルブルに切り替えていったほうが怪我が少ないかもしれないな、というふうに考えています。

ディレクター:
 今日はありがとうございました。「これだけ生放送で自分のトレードを出せる人はなかなかいない」というコメントもいただいております。

小林:
 いえいえ、とんでもありません。今日は本当に運だけでプラスで終えられた。まあ微々たるものではありますけど、損切りを2回やりながらプラスで終えられたっていうのは、相場の神様に感謝をしなきゃいけないなと(笑)。あと、優しいコメントいっぱいいただいて、本当にありがとうございます。今後とも頑張っていきたいと思います。

◇関連サイト
・[ニコニコ生放送]みんなで見よう!元・為替ディーラー小林芳彦のFXトレード生中継 - 会員登録が必要
http://live.nicovideo.jp/watch/lv281282018?po=newsinfoseek&ref=news
・[ニコニコ生放送]【ドル円爆進?】みんなで見ようFX為替チャート 11月17日~19日 - 会員登録が必要
http://live.nicovideo.jp/watch/lv281653871?po=newsinfoseek&ref=news

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