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維新馬場代表「立憲の候補を国会に送らないで」東京15区補選演説に波紋 橋下徹氏もXで言及

日刊スポーツ / 2024年4月17日 11時49分

衆院東京15区補選の応援に入った日本維新の会の馬場伸幸代表(2024年4月16日撮影)

日本維新の会の馬場伸幸代表が、16日に告示された衆院東京15区補選(4月28日投開票)で同党候補の応援演説をした際、立憲民主党を名指しで、投票を控えるように呼びかける場面があった。

馬場氏は16日夕、東京メトロ豊洲駅前での演説で、「立憲民主党のみなさんも政治とお金の問題についていろいろ、いいことは言っている」とした上で、国会議員に月額100万円支給される「調査研究広報滞在費」(旧・文通費)の使途公開には、自民党だけでなく立民も消極的だと主張。「野党第1党なら、もっといい政治にもっていける」と述べながら、維新が訴える「身を切る改革」に触れ「有言実行の政党はどこなのか、今回の選挙でよくお考えいただきたい。政治家は選挙の時に約束したことはすぐに忘れてやらない。そんな国会議員は国会にいらない」「立憲の候補を、もう国会に送らないでいただかなくて結構です」と発言する場面もあった。立民内には反発の声もあり、波紋が広がっている。

東京15区補選には自民党が候補者擁立を見送り、立民や維新の候補を含め9人が立候補する乱立戦となっている。立民と維新にとっては、結果が今後の野党内の主導権争いにもつながる構図となっている。

立民の蓮舫参院議員も16日の東京15区補選の応援演説で、来年の大阪・関西万博の建設費をめぐり、維新側が増額分について国の負担を要請したことを念頭に「さすが身を切る改革だ。今回の選挙で政党を選ぶ際の参考にしていただきたい」と、維新のキャッチフレーズを当てこするように皮肉った。

馬場氏の発言に対しては、維新の代表経験者で、大阪府知事や大阪市長を歴任した弁護士の橋下徹氏も17日までに自身のX(旧ツイッター)で言及。馬場氏の発言を報じたネットニュースを引用しながら「維新と立憲はとことん潰し合えばいい。ただしそれを来るべき衆議院総選挙でやってしまうと自民党の勝利となる」と投稿。「維新が本気で自公過半数割れを目指すなら、このような立憲との争いを予備選挙でやるべきだ」と私見を記した。

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