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妨害行為で転倒の大田区議「有権者も訴え聞く権利奪われている」東京15区補選「異常事態」指摘

日刊スポーツ / 2024年4月23日 13時22分

荻野稔氏のX(旧ツイッター)から

東京15区補選(4月28日投開票)の街頭演説会場で、同補選に出馬している候補者のたすきを着けた人物から引き倒される様子の動画を投稿し「選挙の姿か?これが」と、妨害活動への怒りを示した東京都大田区の荻野稔区議は23日、自身のX(旧ツイッター)を更新し、江東区長が今回の問題に対する異例の声明を発表したことに言及した。

江東区の大久保朋果区長は23日、同補選で特定の候補者や陣営による他陣営の活動を妨害する行為が続いていることを受け、Xに「江東区長として、区民の皆さんの安全確保を深川、城東、湾岸警察署にお願いしています。東京都、警視庁とも連携しています。江東区の安全を守りたい。強く思っています」と投稿した。

これを受け荻野区議はXに「地元自治体である江東区長が声明。選挙の候補者が妨害を受け、応援に来た東京都知事や大阪府知事まで危険を感じる事態。一つの陣営を除き各陣営が選挙運動の権利を奪われ、有権者も候補者の訴えを聞く権利を奪われている。警視庁の威信に掛けて、この件対応をして欲しい」とポスト。東京15区補選に出馬している複数の陣営が同様の妨害に遭っていることに触れ、警察関係者に対し適切な対応を要請した。

別の投稿では、4月21日に投稿した、自身がつばさの党の根本良輔氏から引き倒される動画を投稿したことへの反応に言及。「こちらの動画について、自作自演や格闘技の演習の様に触れずに倒れたと書いている方がいますが明確に否定します」とした上で「私が倒れる前から当該人物は私の肩に手を掛けており、そのまま後方に手を引いています。『触れられてもいないのに倒れる』と言うことは有り得ません」などと説明。当該人物から脅迫まがいの言葉もかけられたとして「こちらも合わせて捜査機関側に相談させて頂いております」と記した。

荻野氏は、無所属の乙武洋匡氏陣営の応援に入っているとした上で「私も秘書時代と合わせて15年近く、この業界で仕事をしており、選挙において熱中のあまり他陣営や過激な方々とぶつかったり、小競り合いに合ったことも何度もあります。しかしながら、ここまで露骨に小競り合いから暴力に移る相手は初めてで率直に驚いています」ともポスト。東京15区補選の現場で続く事態の異常さへの思いをつづった。

同補選には、NHKから国民を守る党の弁護士の福永活也氏、参政党の吉川里奈氏、無所属の秋元司氏、日本維新の会の金沢結衣氏、立憲民主党の酒井菜摘氏、日本保守党の飯山陽氏、無所属の須藤元気氏も立候補している。妨害行為の影響で、街頭演説会場のSNSでの告知をとりやめる陣営も少なくない。

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