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大谷翔平側は水原一平被告に重い量刑を望んでいる?連邦地裁への書面提出報道を国際弁護士が解説

日刊スポーツ / 2024年5月20日 12時46分

水原一平被告(2024年2月撮影)

在米17年の国際弁護士、吉田大氏は20日、テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜午前8時)に出演し、ドジャース大谷翔平投手(29)の銀行口座からの不正送金により銀行詐欺罪などで訴追された元通訳の水原一平被告(39)について、大谷が何らかの声明を文書にして裁判所側に提出するのではないかと米NBCが報じたことについて解説した。

米NBCテレビは、水原被告が罪状認否でロサンゼルス連邦地裁に出廷した14日(日本時間15日)、大谷が今回の詐欺行為が自身のプレーや生活に与えた影響について、連邦裁判所側に書面を通じて説明する見通しだと報じた。

吉田氏はこの報道の背景の考えられる可能性として<1>重い量刑を望んでいる<2>水原被告との決別をアピールするためという2点を挙げた。また、水原被告が問われている銀行詐欺罪と納税の虚偽申告の量刑は最長で計33年といわれる中、司法取引成立で6~7年に減刑されるとの見通しがあることについて、大谷が声明を出すことで、より上限の年数に近い量刑になる可能性が高いとの認識を示した。

吉田氏は「声明文は必ずしも出す必要はないが、今回は、大谷選手側としては犯罪被害者保護法に基づいて、わざわざ出す判断をしたというのがひとつのポイントだと思う」と指摘。「司法取引は、司法当局と弁護士の間でどんどん話が進んでいってしまう。実際に被害を受けた大谷選手という被害者の声はどうなんだというのがあるので、被害者の心情、気持ちを要所要所で伝えるということで、こんないやな思いをした、こんな影響があったということを裁判官に伝えることで、量刑の幅という中で、より上の方にいくことを訴えている可能性はあるかなと思う」と述べた。

さらに、大谷自身の心境を裁判所側に提出するねらいとして「法的というより、PR的という意味もあるかもしれない」と分析。「一連のことがあったので、大谷選手としては2度とこういうことには関わりたくないということ。先日の(3月の)声明でも自分の役割は終わったということもおっしゃっていた。この辺がつながっている可能性はあると思います」とも述べた。

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