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モモコグミカンパニー、パンク音楽で取材NGも「唯一無二の本」新刊執筆で喫茶店へ自らアポ取り

日刊スポーツ / 2024年5月20日 15時51分

新刊「コーヒーと失恋話」発売記念記者会見に出席したモモコグミカンパニー

元BiSHで小説家としても活動するモモコグミカンパニーが20日、都内で発売記念記者会見に出席し、執筆活動を振り返った。

この日発売された著書「コーヒーと失恋話」(SM刊)は自身6冊目。オフィシャルウェブサイトで連載した10話に、同連載からインスピレーションを得た「恋愛」をテーマに書き下ろした小説10編を加えた、自身初の短編小説集。制作期間3年と、自身の執筆活動の中では最長期間をかけて完成させた。

これまでに小説、エッセー両ジャンルを手がけてきたが「今回はエッセー要素と小説の要素がどちらもあるので唯一無二の本になったなと達成感があります」と理想の1冊の完成に誇らしげ。

元来、純喫茶好きということもあり、それにちなんだ本を出版。喫茶店への取材アポ、写真撮影、取材はすべて自身の手で実施。「小説書くときも、0からお話を作るのが好きで、そこに喜び感じるタイプ」。グループ時代は与えられた仕事と向き合うことが多く、一から自分の手で作り上げていく作業にやりがいを感じたという。

「インタビュアーさんの気持ちを知りたいし、記事にすることもやったことがない。未知の領域に振り返るのがテーマでした」と自身の引き出しを増やした。

苦労した点について「インタビュアーさんの気持ちがよく分かりました。自分が聞きたい話に話の流れ持っていくのが難しかった」と回顧。取材に活動についても「0からアポ取りすると、名前も変だし『誰だよ』ってなる。私のことを知らないのが面白いって新鮮な感覚になれた」と振り返った。クラシックが流れる純喫茶への取材を試みたが、当時「BiSH」に所属していたため、パンク系の音楽活動をしていると明かすと、音楽の方向性の違いから取材NGをくらったこともあったと明かした。

本作について「喫茶店の本は世の中にいっぱいあある。マスターの人柄に迫って人間味を出すのが取材のテーマだったので、人対人で話を聞いた。人として感じたこと書いた本は見たことが無かったので、唯一無二の本になったと思います」と強みを挙げた。「登場人物の境遇を被らないようにしました。おじさんもいたり小学生もいたり。いろんな世代の肩に刺さればいいなと思います」と呼びかけた。

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