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袴田さん再審初公判、10月27日にも 「証拠のねつ造は国家的犯罪だ。処罰できないのか」辛坊治郎が苦言

ニッポン放送 NEWS ONLINE / 2023年10月2日 18時15分

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死刑確定後に裁判のやり直しが決まった袴田巌さん(87)の弁護団の一員を務める弁護士の戸舘圭之氏が10月2日、ニッポン放送「辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!」に出演。戸舘氏と対談した辛坊は「証拠のねつ造は国家的な犯罪だ。処罰できないのか」と憤慨した。

1966年、静岡県で一家4人を殺害したとして死刑が確定した袴田巌さんの再審は、早ければ今月27日にも初公判が開かれることが分かった。いわゆる「袴田事件」を巡っては今年3月、東京高裁が捜査機関による証拠のねつ造の疑いに言及したうえで、「無罪を言い渡すべき明らかな証拠がある」として再審を認める決定を出した。検察は再審公判でも袴田さんの有罪を求める方針を示している。今後の行方はどうなっていくのか―。

辛坊)これは国家的な犯罪ですよね。

戸舘)私ははっきりと、そうだと思っています。

辛坊)誰か、責任をとらないのでしょうか。再審になったからといって、捜査を担当した者が犯罪者として裁かれたということを聞いたことがありません。おかしくないですか。

戸舘)本当に、おかしいと思います。証拠のねつ造は犯罪です。罪のない人を犯罪者に仕立て上げて、死刑判決が出され、一生を棒に振らせました。これは国家的な犯罪だと思います。

辛坊)別のケースですが、厚生労働省文書偽造事件で大阪地検特捜部に逮捕された村木厚子さんの無罪が確定しました。村木さんは自分でコツコツと証拠のねつ造を発見し、ねつ造した検事は罪に問われました。冤罪事件に関しては、当時の責任者をあぶりだして処罰すべきではないかと思いますが、そうした仕組みはないのでしょうか。

戸舘)現状ではありますが、処罰するのも検察や警察ですから、なかなか動かないですよね。

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