「この子を飼いたい!」 迷い犬や遺棄犬保護、那覇市で譲渡会 新たな家族と生活へ
沖縄タイムス+プラス / 2024年4月24日 13時29分
[うちな~う](87)
県の施策や動物愛護団体の尽力で、譲渡適性のある犬の殺処分数(2023年度)が今年4月、初めてゼロになった。
動物取扱業の登録や管理、啓発事業を行う県動物愛護管理センター(南城市大里)は、迷い犬や遺棄された個体を保護する。同センターの我喜屋利紀主任によると「病気やけがが原因で死んだ個体は、殺処分の数から除かれる。一定期間収容された後、処分されていた保護犬だったが、生存機会向上のため期限延長の対応をしている」という。
管理センターで収容されていた犬を引き受けるのは、那覇市首里崎山町のNPO法人「ワン’sパートナーの会」。毎月第1日曜日、久茂地のパレットくもじ前広場で保護犬の譲渡会を開く。回を重ね、認知度が上がっている。
会場では、特設のドッグランの設置、県獣医師会のブースでは犬の健康相談も実施され、多くの人でにぎわう。同会の比嘉ゆかり事務局長は「犬との相性など審査を経て希望者へ正式譲渡する」と話す。
市内から3歳の息子と訪れた上原康蔵さん(35)は「言葉を発することのない動物のことを考え、社会的責任を感じ譲渡会へと足を運んだ。息子と相性の合う子がいれば」と、子犬を抱き締めるわが子の姿に目を細めた。(写真部・竹尾智勇)
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
犬・猫の殺処分5年連続でゼロの奈良市 捕獲猫の手術代を全額補助で継続目指す
産経ニュース / 2024年5月9日 15時0分
-
神奈川県、犬猫殺処分ゼロ継続 23年度、保護猫の多くは「多頭飼育崩壊」 キャパオーバーで「再開検討を」の声も
カナロコ by 神奈川新聞 / 2024年5月4日 5時0分
-
自治体の「殺処分ゼロ」を手放しで喜んではいけない…「人間の都合で不幸になる犬・猫」が抱える"隠れた問題"
プレジデントオンライン / 2024年5月3日 7時15分
-
【奈良市】犬猫殺処分ゼロを5年連続で達成しました
PR TIMES / 2024年4月30日 18時15分
-
「悪いのは野良猫や野良犬ではなく、私たち人間」 ペット遺棄が増える大型連休前に 沖縄県が捨て犬猫防止・適正飼育を呼びかけ
沖縄タイムス+プラス / 2024年4月26日 13時30分
ランキング
-
1再犯“ひょっこり男”の呆れた動機と勝手な言い分 自転車であおり運転、約4カ月で通報42件
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年5月15日 9時26分
-
2園児バス置き去り事件裁判 元クラス担任「私が連絡怠った」
Daiichi-TV(静岡第一テレビ) / 2024年5月15日 12時30分
-
3「能登町のイカキング」は格好の事例である…「税金のムダ遣い」から「復興の象徴」に大化けしたワケ
プレジデントオンライン / 2024年5月15日 10時15分
-
4国民・玉木代表「逮捕も選択肢」 つばさの党の選挙妨害
共同通信 / 2024年5月15日 15時32分
-
5ゴミ収集車事故「ブレーキかけず」横断歩道に進入か
Daiichi-TV(静岡第一テレビ) / 2024年5月15日 12時19分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください