石原さとみ、7年以上前から「変わりたい」 俳優として不安抱え吉田恵輔監督に懇願「今の自分を壊して欲しかった」
ORICON NEWS / 2024年4月24日 16時7分
俳優の石原さとみ(37)が24日、横浜の新映画館「ローソン・ユナイテッドシネマ STYLE-S みなとみらい」オープン記念として行われた映画『ミッシング』(5月17日公開)舞台あいさつに登場した。7年以上前から俳優としての自分に不安を抱えていたことを告白した。
【動画】石原さとみ「自分を壊してほしかった」…出産後初の主演映画へ熱い思いを明かす
『愛しのアイリーン』、『空白』で知られる吉田恵輔監督が手掛ける本作。愛する娘がある日突然いなくなり、事件をめぐるマスコミと世間の声に翻弄される母親・沙織里を演じた石原は、2022年に出産後、復帰作として本作を選び、1年9ヶ月ぶりの芝居に臨んだ。これまでのイメージを一新させる新境地に体当たりで挑んでいる。
7年前に吉田監督へ「どんな役でもいいから」と出演を直談判したという石原は「たぶんこのままじゃいけないというのを、それより前からずっと考えていた」と俳優として不安を抱えていたことを告白。
「変わりたいというのと、自分の伸びしろを信じたいとすごく感じていて。自分にはもっとできることがあるんじゃないのかとか、私自身が知らないところに行ってみたいなとか、もっとお芝居が好きになりたいなと考えていました。今の自分を壊してほしいと思っていたときに吉田監督に出会って、この人なら私を変えてくれるとなぜか直感した」と直談判に至った経緯を語った。
それから3年間全く音沙汰がなかったそうだが、同作の「脚本を書きました」と連絡をもらったといい、石原は「漫画みたいに喜びました(笑)」と明かした。「吉田作品に出られることが本当にうれしかったし、絶対に学びがあるだろうなと。ギャンブルのように私でやってみようとオファーしてくださった挑戦が本当にうれしくて、だからこそ自分にできるんだろうかと不安もありました」と話す。
そんな中、完成を迎えた同作の公開を目前に控え「7年以上の思いがこもっている宝物のような作品」と大きな思いを持った同作をアピールした。
新映画館「ローソン・ユナイテッドシネマ STYLE-S みなとみらい」は26日にオープン予定。きょう行われたイベントでは、「オープニング テープカットセレモニー」とオープニング記念作品となる「映画『ミッシング』舞台あいさつ&特別試写会」が同時開催された。
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