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『ガンダムSEED FREEDOM』重田智氏、一般兵の盾の構え方に注文「テレビではなかなかやりきれなかったけど」

ORICON NEWS / 2024年4月23日 22時11分

『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』大ヒット御礼!スタッフトーク上映会に出席した(左から)佐藤光裕氏、重田智氏、福田己津央監督、池谷浩臣氏

 アニメ『機動戦士ガンダムSEED』シリーズの約20年ぶりの完全新作となる劇場版『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』(1月26日公開)の大ヒット御礼スタッフトークイベント第3弾が23日に都内で開催され、福田己津央監督、メカニカルアニメーションディレクターの重田智氏、CGアニメーション メインディレクターの佐藤光裕氏、制作担当の池谷浩臣氏が登壇した。

【画像】『機動戦士ガンダム SEED FREEDOM』メインビジュアル

 イベントの冒頭で福田監督は「もう2ヶ月以上、公開が続いてるんですけど、きょうもこんなにたくさんのお客様に来ていただいて本当にありがとうございます。作品自体、こんなにいろんな人に支えられて今日があるんだなっていう、観客動員数。もうあと一息。何日に終わるかは私聞きましたけど、それまで皆さん応援していただけるとうれしいです。よろしくお願いいたします」と感慨深げにあいさつした。



 テレビシリーズのスケジュール感では無理だった細かなディテールまでこだわった本作。一般兵が敵機を倒すシーンについて、重田氏は「主人公みたいにカッコつけちゃいけない」ときっぱり。福田監督も同調し「重田さんは『下っ端はちゃんと盾を構えなきゃいけない。フリーダムじゃないんだから避けられない』と言う」と裏話をし、重田氏は「リマスター作業してる時に、どうでもいいヤツがフリーダムと同じようなポーズで撃ってて『お前そういう役じゃないじゃん』と(笑)。ライフルを突き出して、せっかく持ってるシールドを後ろの方に行っちゃってて…。お前このシールド何のために持ってるんだと。そんなに強いロボじゃないよって思ってるんですけど。せっかく持ってるんだからお芝居に生かしてくれるといいなと思った。テレビではなかなかやりきれなかったけど、今回はなるべくそういうふうにしてください、と」と一般兵へのこだわりを熱弁していた。

 『機動戦士ガンダムSEED』シリーズは、2002年10月より全50話で放送された、21世紀に入って初めて制作されたテレビシリーズのガンダム作品。物語は遺伝子調整がおこなわれた人類(コーディネイター)とこれまでの人類(ナチュラル)が、軍事組織ザフトと地球連合軍にわかれ戦いを繰り広げる。この戦争を通じ、コーディネイターである主人公のキラ・ヤマトの苦悩と成長が描かれている。

 これまでのファン層に加え多くの女性層を獲得し、最高視聴率8.0%を獲得。さらに小学生を中心に第二次ガンプラブームを巻き起こし、“新世代のガンダムシリーズ”として一世を風靡(ふうび)した。

 また、2004年10月から続編となるテレビシリーズ『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』も放送され、前作を上回る最高視聴率8.2%を獲得。シリーズ累計のパッケージ販売数は驚異の400万本を超え、音楽、イベントなどテレビアニメシリーズの枠を超えて、日本中を席巻した人気作品となっている。

 シリーズの完全新作となる劇場版『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』のストーリーは『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』の続編となり、戦いが続く世界でキラやアスラン、シンたちの新たなストーリーが展開される。

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