FANTASTICS八木勇征、映画『僕らは人生で一回だけ魔法が使える』で主演 鈴木おさむ氏が引退1ヶ月前に脚本
ORICON NEWS / 2024年5月14日 5時0分
ダンス&ボーカルグループFANTASTICSのボーカル・八木勇征が、映画『僕らは人生で一回だけ魔法が使える』(2025年公開)で主演を務めることが14日、発表された。井上祐貴、櫻井海音、椿泰我(IMP.)が共演し、3月をもって放送作家業と脚本業から引退した鈴木おさむ氏が原作・脚本を務める。
【写真14点】FANTASTICS八木勇征ファンミーティング AKIRAも登場
2019年に初演後、何度も再演されている同名朗読劇の映画化となる今作は、鈴木氏が引退前に映画脚本を手掛けた。「辞める前にどうしてもこの作品を作りたかった」と熱い思いで臨んだ今作は、朗読劇ならではの情景や言葉が、鈴木氏の手によって美しく切なく、温かい感動で満たされる新しい青春映画へと生まれ変わる。
田舎の小さな村の少年たちは18歳になると、“あること”を伝えられる。それは「この村で生まれた男の子は、人生で一度だけ魔法を使うことができる。ただし、20歳までの2年の間に使わなければならない」ということ。村の大人の男たちが過去にどんなことに魔法を使ったのかは、自分たちが魔法を使うまでは知ることができない。主人公たち4人の男子高校生は「何に魔法を使うか」を考え始める。それはかけがえのない体験となり、感動のクライマックスを迎える。
八木は、幼いころからピアノが好きで音大を目指すも父からの強固な反対に葛藤する主人公・アキトを演じる。出演決定にあたって八木は「一人ひとりそれぞれ違った葛藤があり、いろいろなドラマがあり、終盤に進んでいくにつれて僕は読んでいて涙が止まりませんでした。きれいなキラキラしている中にも、人間の本質というか少し愚かな部分も見えたりしていて、僕はこういうテイストの作品へ参加するのが初めてなので、とても楽しみです」とコメント。「ここからいろいろなことが解禁されていくと思いますので、皆さんぜひ楽しみにしていてください。僕も全力で楽しんでいきたいと思います」と呼びかけた。
そして、井上は生まれつき体が弱く、仲間たちに守られるように成長してきたハルヒ、櫻井はサッカー選手になるという夢を父のせいで諦め、仲間たちの言葉を素直に聞くことができない不器用なナツキ、椿は天真爛漫なキャラクターでありながら、自身の父が抱えていた意外な秘密にショックを受けるユキオを演じる。
鈴木氏は「僕が朗読劇で作った、僕の中でのとても大切な作品で、脚本業を辞める前に、どうしてもこの映像版を作りたかった。だから放送作家を引退する1ヶ月前に、大切に大切に書いた脚本です」と思いを語り「たくさんの人に優しい涙を流してもらえたら、幸いです」と伝えた。
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