老後の暮らしを快適にするために「家に置くべきもの」って?【樋口恵子 老いの地平線】#6
OTONA SALONE / 2023年11月19日 12時31分
親が年をとってきた。自分自信の老後も不安……と悩むことはありませんか?
「悲観することはありません」と語ってくださるのは、今年91歳の樋口恵子さん。
樋口さんに言わせれば、60代なんてまだまだ若い。70代は老いの働き盛り!90代になっても一つひとつが発見の日々なのです。
今回は、どんな世代にも読んでいただきたい話題の新刊『老いの地平線 91歳自信をもってボケてます』から、樋口さんからの痛快なメッセージを抜粋してご紹介します。
どこでも手すりが命綱
新居に引っ越して7年になるのに、新しい本棚に本を並べ切れず、段ボールの箱をいくつも積み上げています。処分もできないので、少しずつやっていくしかありませんが、私の寿命にも限りがありますので片づくかどうか……。
でもね、客間は余計なものは一切置かず、いつもすっきりさせているんです。この客間があるのでいつでも気軽にお客さんを招き入れられる。すっきり片づけるのが苦手な私にとっては、この客間は大正解。
また、つけてよかったと思うのは、電動雨戸です。重い雨戸を出したり引っ込めたりは大変。これならスイッチひとつで、シャッターの上げ下ろしができ、防犯にもなります。風呂場に乾燥機の機能がついているのも、すぐに干せてラク。毎回ベランダに干しに行くのは大変ですからね。
手すりもいくつあっても困りません。三十数年前に転倒して右膝を強打し、整形外科で作ってもらった補助具がないと、長距離の歩行ができないんです。家では手すりに頼っています。廊下、階段、トイレ、浴室、とどこでも手すりをつけているんですよ。
書斎が2階にあるので、宅配便が来ると、玄関に出るまで時間がかかるんです。階段の手すりにすがって、一歩一歩下りる。配達の人をお待たせして申し訳ないけれど、手すりのおかげで何とか普通の暮らしが送れています。重いものを2階へ運ぶために、室内エレベーターもつけましたが、足を鍛えるために、なるべく階段を使っています。
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※この記事は『老いの地平線 91歳自信をもってボケてます』樋口恵子著(主婦の友社)の内容をWEB掲載のため再編集しています。
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