10年の歳月をかけたふすま絵の原画24面 全国に先駆けて群馬県の高崎市タワー美術館で公開
OVO [オーヴォ] / 2024年3月26日 12時30分
福岡県の太宰府天満宮にある「文書館」を飾る予定の24面のふすま絵が、全国に先駆けて群馬県の高崎市タワー美術館で4月13日~6月23日の間、公開される。菅原道真公1125年 太宰府天満宮式年大祭に向けて取り組んでいるさまざまな文化事業の一つで、2027年には「文書館」でふすまに仕立てられて公開される予定。
「文書館」は、1902年に1000年大祭を記念して建てられた近代和風建築。24面のふすま絵を制作したのは神戸智行氏だ。神戸氏は、小さな生きものたちの姿に人間の営みを投影した季節感豊かな作品で注目を集める、現代日本画界を代表する作家。薄い和紙と彩色を重ねる独自の技法は、作品に特有の空気感と奥行きを与え、その繊細な表現は多くの人々を魅了している。
今回公開されるふすま絵の制作のため、神戸氏は10年前に家族で太宰府に移り、以来天神さまへの祈りと境内の季節の移ろいを日々感じながら制作に向き合ってきたという。そして10年を経て昨年12月に完成したばかりのふすま絵の原画と、天満宮が収蔵する神戸作品、そして博多の老舗和菓子店「鈴懸」のために神戸氏が描き下ろした掛け紙の原画33点を中心とした展覧会、『菅原道真公1125年 太宰府天満宮式年大祭記念「神戸智行―千年を描く―」』が、高崎を皮切りに巡回する。巡回展終了後にふすまに仕立てられ、「文書館」に設えられる圧巻の作品を一足早く見ることができるチャンスだ。高崎市タワー美術館の観覧料は、一般600円、大学・高校生300円、65歳以上・中学生以下は無料。
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