【11月7日~4夜連続】日本中どこでもできる!?「源流の風土に依存した生きかた」を考える、桐村里紗氏など専門家12名によるオンライントークイベント「源流遊行トーク2023」を開催
PR TIMES / 2023年10月27日 14時40分
水の町・郡上での「源流の旅」で紡がれた、風土と人間の関係性をひも解く
一般社団法人長良川カンパニー(本社:岐阜県郡上市、代表理事:岡野春樹)は、2023年9月14日(木)に「源流遊行祭2023」を開催しました。本イベントでは、株式会社セリアコーポレーション(本社:埼玉県戸田市、代表取締役社長:藤本高史)との共同研究である「遊べて学べる水源涵養林づくりワークショップ」を実施しました。イベントから2ヶ月後の2023年11月7日(火)より、4夜連続でオンライントークイベント「源流遊行トーク2023」を開催します。
本トークイベントには「源流遊行祭2023」に実際に参加した、プラネタリーヘルスを提唱する医師の桐村里紗さんをはじめ、瞑想実践者、デザイナー、山伏といったさまざまな分野の専門家をゲストに迎え「風土と寄りそう生きかた」をディスカッションします。長良川カンパニーはこのイベントや取り組みを通して、日本の源流域(中山間地域)におけるひとと自然の共再生のモデルづくりを目指します。
イベント詳細:http://ptix.at/reVal5
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■ 自然の再生を促進する「環境土木」を学び、「遊べて学べる水源涵養林」をつくる研究
一般社団法人長良川カンパニーと株式会社セリアコーポレーションの共同研究は、郡上市明宝奥住にある、「水沢上(みぞれ)の森」の上手にある皆伐(かいばつ)跡地をフィールドに、水源涵養林の森づくりを行うというものです。
岐阜県郡上市は、約1,000平方キロメートルという広大な市域内の約9割を山林が占めています。戦後の政府による拡大造林施策によって植えられた針葉樹は伐採適齢期を迎えつつあり、いまそれらを一斉に伐採してしまう皆伐の後にどのように人が関わっていくかが問われています。
水を蓄え、土砂崩れを起こさず健康な里山を維持するためには、皆伐した森をもう一度同じ種類の木を植える再造林にするのではなく、生物多様性と水源涵養力の高い森をつくる必要があります。
そこで、2023年9月14日、書籍『土中環境』の著者であり、自然を傷めない土木のあり方を提唱する「環境土木」の第一人者である高田宏臣氏をお呼びし、市民参加型のワークショップを開催。「遊べて学べる水源涵養林」にするために、フィールドの「調査」と「手入れ」を実施しました。
■フィールド調査の様子
[画像2: https://prtimes.jp/i/84093/3/resize/d84093-3-af1d63f2b035793ecb6c-1.jpg ]
皆伐跡地には、雨水が浸透せず流れてしまうため、平地に水がたまり、湿地のようになってしまう。
■森の手入れの様子
[画像3: https://prtimes.jp/i/84093/3/resize/d84093-3-40058931a891041496a7-2.jpg ]
人が谷筋の水路(みずみち)を踏み固めないように、橋をかける。
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石を積み上げ、石と石の間に隙間をつくることで、雨水が土の中に浸透しやすいようにする。
■ 共同研究・ワークショップで得た実感を語る、オンライントークセッション「源流遊行トーク2023」
長良川カンパニーは、これまで法人向けプログラム「創造性回復の旅 /Transition Journey」や個人向けプログラム「源流ワ―ケーション」など、源流域ならではの風土をつかった事業を展開し、年間200名もの方たちを源流域へ誘(いざな)ってきました。
[画像5: https://prtimes.jp/i/84093/3/resize/d84093-3-7a9bbaee9f4e0058be7d-4.jpg ]
そのなかで聞こえてきた「源流域を次世代につなぐために、自分にできることはないか」といった企業や個人の方からの声を発端に、源流の風土を“つかう”から“まもる”ために、今回の「遊べて学べる水源涵養林づくりワークショップ」を開催しました。
2023年11月7日(火)~10日(金)には、このワークショップで体験したことをどう捉え、日々の活動や源流域の川との暮らしにどう活かすのか、そもそもいま川とともに生きることとはどういうことか、その意義とは――といったことを、ワークショップに参加した専門家とともに紐解くトークセッション「源流遊行トーク2023」を開催します。
郡上の源流に触れ、全身を川に浸し、仲間とともに語らうことで、本来の心身の健やかさと創造性を取り戻していく。そんな川の魅力に触れ、森づくりの意義を思索する旅に参加した、日本全国の森を歩く「森の案内人」、昔の山の暮らしを現代に繋ぐ「山伏」、プラネタリ―ヘルスの社会実装に挑戦する「医師」ほかさまざまな専門家の視点と言葉を、ぜひお楽しみください。
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▼開催概要
開催日時:2023年11月7日(火)~10日(金)
会 場 :オンライン(YOUTUBE配信)
内 容 :第1夜「日常と森の距離」
第2夜「1年のリズムと祭り」
第3夜「源流というコモンズ」
第4夜「時間とお金と風土と遊び」
登 壇 :桐村 里紗(地域創生医)、三浦 豊(森の案内人)、藤野 正寛(瞑想実践者/研究者)、坂本 大三郎(山伏)、曽 緋蘭(ソーシャルデザイナー)、杉山 開知(太陽系時空間地図 地球暦 HELIO COMPASS 考案者)、中村 賢治(Good Moodプロデューサー/天狗)、原田 守啓(岐阜大学教授)、藤本 高史(株式会社セリアコーポレーション代表)、井上 博斗(源流案内人)、由留木 正之(源流案内人)、大西 琢也(源流案内人)
司 会 :岡野 春樹(一般社団法人長良川カンパニー代表理事)
申し込み:http://ptix.at/reVal5
▼過去の開催の様子(2022年)
[動画: https://www.youtube.com/watch?v=g5xl69_Bo1I ]
■セリアコーポレーションについて
セリアコーポレーションは、スクリーン印刷機及びその関連製品の製造メーカーとして、印刷技術を用いてお客様の様々な課題解決に取り組んでいます。
本社は埼玉県ですが、創業のルーツは郡上市にあり、現在も長良川の支流である吉田川沿いに、子会社であるセリアエンジニアリングの工場を構えています。
[画像10: https://prtimes.jp/i/84093/3/resize/d84093-3-bb103dbeac542f73e5a2-9.png ]
セリアコーポレーション 代表取締役社長 藤本 高史氏のコメント
「セリアエンジニアリングの社員は、幼いころから長良川の支流である吉田川で遊び、川とのつながりを大切にしているメンバーが多く、長良川カンパニーの活動に深く共感し、協賛することとなりました。『川といきる』ということを体現したような時間になることを期待しています。」
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