Norwegian Mycelium ASの日本法人設立と、日本甜菜製糖株式会社との提携開始
PR TIMES / 2024年4月22日 10時45分
農業の振興と食糧問題の解決に向けて
[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/140020/3/140020-3-33934cd3306ea2f4e70d653b50523ed9-2219x2700.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
日本甜菜製糖株式会社 × NoMy Japan : Sugar "Beat" Band
ノルウェーのオスロに本社を置く発酵科学のリーディングカンパニーであるNorwegian Mycelium AS(以下「NoMy」という。)は、日本法人であるNoMy Japan合同会社(本社:札幌市)を設立。
この事業展開は、業界をリードするアップサイクリング・バイオソリューション提供を拡大するというNoMyのグローバル成長戦略における重要なマイルストーンを置いた。
NoMyの発酵技術とアップサイクリング・サービスに適合する原材料を多く抱える北海道に拠点を構えることを戦略的にNoMy Japanは選択。加えて、北海道に存在する強力なインフラと協力的なビジネス環境はさらにコラボレーションを促進し、製造とライセンス供与の取り組みを加速させている。
「菌類発酵を利用して食品を開発してきた長い歴史を持つ日本に拠点を構えることは、パートナー企業と共にフードシステムを変革するための菌類利用における新たな時代の幕開けとなります。低炭素社会に向けた日本の食料安全保障の向上を通じて社会的価値の創造を実現できることを嬉しく思います。」と、NoMy Japan合同会社(以下「NoMy Japan」という。)の職務執行者であるデイビッド・アンドリュー・クイスト氏は話す。
クイスト氏は「日本には、味噌、日本酒、醤油など、菌類による発酵を利用して独自の食品を生み出してきた長い歴史があります。日本の革新的なパートナーと協力し、食品システムを変革するために菌類活用を通じて新たな時代を切り拓くことに期待しています。パートナーと協力し、次世代のバイオリファイナリー・ソリューションを構築することで、日本における食料安全保障のために生産効率を高め、社会に価値を提供できることを楽しみにしています」と続ける。
強力なパートナーシップ
全ては、強力なパートナーシップから始まる。NoMy Japanは今日付けで、日本最大の製糖会社である日本甜菜製糖株式会社(以下「日甜」という。)との戦略的提携を発表。
「日甜とのパートナーシップは、NoMyの菌類技術が日本市場にもたらすインパクトを明確に証明するものです。エネルギーと水資源の削減を通じて、温室効果ガスの排出を削減するのと同時に高タンパク質の原材料のような新たな高付加価値製品を生産する形で、既存の甜菜生産の仕組みからより多くの価値を引き出すという、日甜の環境的・経済的目標を達成するためのご協力ができることを嬉しく思います。」とクイスト氏は語る。
日甜の石栗秀社長は「私たちの目標は、二酸化炭素吸収能力の高いテンサイを活用した新産業の創出です。砂糖の製造過程で発生する副産物を利用し、糸状菌タンパク質を食品資源として生産するNoMyの技術は、動物性タンパク質の代替となる飼料や食品を生産する大きな可能性を秘めています。私たちは、この技術が農業の振興と食糧問題の解決に役立つと信じています。」と語る。
Norwegian Mycelium ASのCEO、イングリッド・ダイアナ氏は、この戦略的展開を野心的な成長戦略の一環と位置づける。「食品システムを変革し、インパクトを与えるという使命を持つ当社にとって楽しみな段階です。日甜との提携により、持続可能なソリューションの導入を進めると共に、経済成長と循環型社会へのシフトをさらに促進していきます。」
NoMyについて
Norwegian Mycelium AS(NoMy)は、持続可能な製品と技術を創造するために微生物の力を活用することを専門とする発酵科学のリーディングカンパニー。イノベーション・コラボレーション・サステイナビリティに重点を置き、業界を問わず、世界中にポジティブな変化をもたらすべく、食品業界の副産物や排水を食品や飼料に利用するための新たなソリューション提供のために世界の食品メーカーと協働している。
NoMyは、真菌生物学者でラーメン・レストランの経営者のデイビッド・アンドリュー・クイスト氏(Chief Explorer)と、元GoogleとYouTubeをノルウェー代表として歴任したイングリッド・ダイアナ氏(CEO)によって2020年に設立された。
食品・飲料メーカーと革新的なパートナーシップを結び、食品加工プロセスにおいて排出される副産物や排水を真菌由来の高付加価値製品にアップサイクルすることで、新たな市場機会を創出しながら事業コストの削減にも寄与する。
詳細は https://www.nomy.no
初の産業用製品であるNoMy((TM))水産飼料用マイコプロテインは、大豆や魚粉のような持続不可能なタンパク源に代わる理想的な原料として、石油産業に次ぐ産業として水産養殖業を据えるノルウェーでは注目を集めている。さらに、NoMyは風味やクセの少ないタンパク質原料を生産しており、代替肉、麺類、パスタ、焼き菓子、製菓用材料など、幅広い用途に利用できる栄養・機能食品を開発中。
日本甜菜製糖株式会社について
企業名 :日本甜菜製糖株式会社
代表者 :代表取締役 石栗 秀
創立 :1919年6月11日
資本金 : 8,279,414,800円
本社所在地 :〒108-0073 東京都港区三田三丁目12番14号
電話 :03-6414-5522
ウェブサイト:https://www.nitten.co.jp
事業内容 :ビート糖、精糖、飼料(配合飼料、ビートパルプ)、紙筒、イースト、種子、
オリゴ糖等機能性食品の製造・販売、農業機材の販売および不動産賃貸事業
連絡先
NoMy Japan合同会社
田中 美帆
メール :miho@nomy.no
ウェブサイト:https://nomy.no/
企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ
この記事に関連するニュース
-
「コーヒーのかす」「ビールのかす」が容器や化粧品に…韓国・若者を魅了する食品アップサイクリング
KOREA WAVE / 2024年6月9日 14時0分
-
添加物なしで肉の味・食感を再現。仏Edoniaの“微細藻類ベースの代替肉”
Techable / 2024年6月7日 12時0分
-
回転すし業界初! 近畿大学とニチレイフーズが開発した「アセロラブリヒラ」を6月7日(金)から「くら寿司」全店舗で販売
Digital PR Platform / 2024年6月4日 20時5分
-
大阪・関西万博の会場整備参加 サプライヤーに協賛決定
共同通信PRワイヤー / 2024年6月4日 10時0分
-
ファーメンステーションがSusHi Tech Tokyo 2024において「SusHi Tech Challenge 2024 最優秀賞」を獲得
PR TIMES / 2024年5月20日 11時45分
ランキング
-
1バブル期のリゾート地では1室数千万円も、いまや数十万円まで値下がり…「貧乏マンション」の悲惨な末路【サラリーマン大家が解説】
THE GOLD ONLINE(ゴールドオンライン) / 2024年6月16日 14時5分
-
2「シャープ」は世界に誇る技術をもちながら、なぜ台湾企業に売られることになったか【プロの投資家が解説】
THE GOLD ONLINE(ゴールドオンライン) / 2024年6月17日 8時15分
-
3M&A仲介大手「全社株価急落」の深い理由 高額手数料や悪質ダイレクトメールにメスも
東洋経済オンライン / 2024年6月17日 10時0分
-
4あるファストフード店で「凡ミス」が続出…従業員の脳派や心拍数を計測してわかった"決定的な原因"
プレジデントオンライン / 2024年6月14日 9時15分
-
5富士急が買収「西武の遊覧船」小田急にどう対抗? 2人の人気鉄道デザイナーが芦ノ湖で「競演」
東洋経済オンライン / 2024年6月17日 7時30分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/point-loading.png)
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)