スペースシードホールディングスは、健康寿命延伸を目指すXPRIZE Healthspanコンペティションへの参加意向を示す登録を行いました
PR TIMES / 2024年5月12日 15時15分
スペースシードホールディングス株式会社(本社:東京都港区、代表:鈴木健吾、以下「スペースシードホールディングス」)は、健康寿命を延ばすための革新的な解決策を発見・推進することを目的とした世界的なコンペティション、XPRIZE Healthspanコンペティションへの参加意向を示す登録を行いました。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/140650/4/140650-4-264d2c45c2441594d75f4fdd581c16bd-1080x835.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
XPRIZE Healthspanは、健康な生活年数を延ばすための革新的なアプローチを見つけ出し、推進することを目指しています。参加者は、科学技術を活用して、人々がより長く健康に生活できる方法を開発することが求められます。スペースシードホールディングスは、宇宙×医学の領域での研究をXPRIZE Healthspanにおいて具体的に老化における社会課題へ対応できるテクノロジーに関連する研究を推進していく予定です。
宇宙×老化研究の可能性
宇宙環境では、加齢に伴う老化の進行が地上よりも急速に起こります。宇宙飛行士には異常な骨量の減少や筋肉の萎縮といった現象が見られますが、これらは地上の老化過程に似た症状です。特に、筋肉は寝たきりの人の2倍、骨は骨粗しょう症患者の10倍の速さで弱くなるとされています。また、宇宙飛行士は1日で地上の約半年分の自然放射線量に相当する宇宙放射線を浴び、狭い宇宙船内での長期滞在は精神や心理にも影響を与えると考えられています。これらの状況は、宇宙におけるストレス要因として老化現象を加速させる可能性があります。さらに、活性酸素障害の蓄積が老化の一因であるともされています。
一方、宇宙における老化現象の加速がもたらす研究結果の解析を通じて、地上での老化プロセスに対する理解が深まることが期待されています。宇宙で観察される異常な老化速度を科学的に解明することで、地球上の老化が原因で生じる健康問題に対する新たな治療法や予防策の開発が可能になると考えられます。この研究は、活性酸素によるダメージの管理、骨密度の低下や筋力の衰えに対する効果的な介入方法、さらにはDNA修復機能の強化など、老化に関連する多くの側面について調査を行うことで、長寿と健康な生活を実現するための知見が得られる可能性があると考えられます。
スペースシードホールディングスでは宇宙×医学の領域において、「SPACE FOODSPHERE」プログラムに参画し、宇宙と地球上における医療関連技術の開発を推進することを表明しています※1。引き続きXPRIZE Healthspanの参加を通じて、エクソソームの解析や、それにちなんだヘルスケア関連商品開発やメディカル分野での技術開発など行うことで、具体的な解決策を世の中に実装していくことを目指します。
※1 2024年5月2日のリリース https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000140650.html
XPRIZE Healthspanについて
XPRIZE Healthspanは、XPRIZE財団が実施する7年間で1億100万ドルを投じ、人間の老化へのアプローチに革命を起こすことを目指す世界規模のコンペティションです。このコンペティションは、老化プロセスを遅らせ、慢性病の管理を改善し、全体的な生活の質を向上させるための画期的な技術と革新的なソリューションの開発と統合を奨励しています。
URL: https://www.xprize.org/prizes/healthspan
スペースシードホールディングス株式会社について
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/140650/4/140650-4-8807b51870ef89c49624b36d0615db36-1014x331.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
スペースシードホールディングス株式会社は、「SFをノンフィクションにする」をミッションとして、新技術のテーマ探索、スタートアップへの投資育成ならびに大学等との共同研究を通じて、社会課題の解決に取り組んでいます。最終的には、各種ステークホルダーとともに宇宙空間で居住するのに必要な技術を揃えることを目指しています。今後は、社内にあるアカデミックな知見やネットワークを活用して、「サイエンス」×「ナラティブ」をベースに社会に対して科学を軸とした対話を継続しながら、積極的に社会課題に対する新しいサービスやプロダクトを提供していく予定です。
URL: https://ss-hd.co.jp/
youtubeチャンネル(英語): https://www.youtube.com/channel/UCkQBD0NBGxok8p0dM41DfQg
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