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【産業医と衛生管理者の実情】産業医の9割以上が担当企業に満足している!一方で、不満を感じている衛生管理者は2割以上という結果に…その理由とは?

PR TIMES / 2024年5月15日 11時45分

衛生管理者の8割以上が、ジャンルごとに産業医を複数選定する必要があると回答

株式会社さんぽテラス(所在地:愛知県名古屋市、代表取締役:富田 崇由)は、1.産業医/2.衛生管理者を対象に、「産業医と衛生管理者の実情」に関する調査を実施しました。



日本では50人以上の従業員を抱える事業所に対して、「産業医」「衛生管理者」の選任を義務付けています。
いずれも社員の健康管理に欠かせない重要な役割です。

双方が連携することでより会社の健康管理が進んでいくはずですが、なかなかうまく連携できない実情があるようです。

そこで今回、中小企業の社員の健康管理を支援する株式会社さんぽテラス(https://company.sanpoterasu.jp/)は、1.産業医/2.衛生管理者を対象に、「産業医と衛生管理者の実情」に関する調査を実施しました。

<調査概要>
調査概要:「産業医と衛生管理者の実情」に関する調査
【調査期間】2024年5月7日(火)~ 2024年5月8日(水)
【調査方法】リンクアンドパートナーズが提供するPRIZMA(https://www.prizma-link.com/press)によるインターネット調査
【調査人数】1,019人(1.511人/2.508人)
【調査対象】調査回答時に1.産業医/2.衛生管理者であると回答したモニター
【調査元】株式会社さんぽテラス(https://company.sanpoterasu.jp/
【モニター提供元】ゼネラルリサーチ

担当企業に対して満足している産業医は9割以上!不満を感じている方の理由とは


はじめに、産業医の方に企業に対して感じていることについてうかがっていきたいと思います。

[画像1: https://prtimes.jp/i/106392/6/resize/d106392-6-884ec75d19952270c8ce-1.png ]


「現在、担当している企業はいくつですか?」と質問したところ、以下のような回答結果になりました。

・『1社(32.5%)』
・『2社(36.8%)』
・『3社(20.3%)』
・『4社(5.7%)』
・『それ以上(4.7%)』

6割以上の方が、2社以上の企業を担当しているようですが、担当企業に毎月訪問している方はどのくらいいるのでしょうか。そこで、「担当企業に毎月訪問をしていますか?」と質問したところ、9割以上の方が『している(93.4%)』と回答しました。

担当企業に毎月訪問している方は9割以上と非常に多いことが示されました。
では、担当企業に対して満足している方の割合とはどのくらいなのでしょうか。

[画像2: https://prtimes.jp/i/106392/6/resize/d106392-6-97deff6b00d3e1a78e98-1.png ]


続いて、「担当企業に対してどのように感じていますか?」と質問したところ、『とても満足している(35.2%)』『まあ満足している(57.7%)』『やや不満がある(6.5%)』『かなり不満がある(0.6%)』という回答結果になりました。

『とても満足している』『まあ満足している』と回答した方を合わせると、9割以上の方が担当企業に対して満足しており、不満を感じている方は1割にも満たないことが示されました。

では、『やや不満がある』『かなり不満がある』と回答した方は、担当企業に対してどのような不満を感じているのでしょうか。

前の質問で『やや不満がある』『かなり不満がある』と回答した方に、「そのように感じることを教えてください(複数回答可)」と質問したところ、『企業からの情報共有が不十分で、納得のいく支援ができない(52.8%)』『企業側の従業員へのサポート(改善)が少ない(52.8%)』と回答した方が最も多く、次いで『もっと依頼の量を増やして欲しい(22.2%)』『依頼される業務が多く、多忙で納得のいく支援ができない(13.9%)』と続きました。

企業からの情報が不十分で納得のいく支援ができていないことや、企業側の従業員へのサポートが少ないといった不満を感じている方が非常に多いことが示されました。

一方で、衛生管理者の2割以上が、産業医の活動に不満を感じていると回答!その理由とは


産業医の方が、担当企業に対して満足している方の割合や感じている不満などが明らかになりました。

では、衛生管理者の方は産業医の方に対してどのように感じているのでしょうか。
ここからは、衛生管理者の方にうかがっていきたいと思います。

[画像3: https://prtimes.jp/i/106392/6/resize/d106392-6-4dd4e58c0e6fe24bcafe-1.png ]


「“この業務は産業医へ依頼可能か”と悩んだ経験はありますか?」と質問したところ、『ある(57.7%)』『ない(42.3%)』という回答結果になりました。

『ない』と回答した方も4割以上いますが、悩んだ経験がある方が半数以上いるようです。

では、衛生管理者のみなさんは産業医の方の活動についてどのように感じているのでしょうか。
そこで、「産業医の活動に対する満足度を教えてください」と質問したところ、『とても満足している(14.4%)』『まあ満足している(65.4%)』『やや不満がある(15.1%)』『かなり不満がある(5.1%)』という回答結果になりました。

先程の質問で、産業医の9割以上が担当企業に対して満足していたことがわかりましたが、産業医の活動について満足している衛生管理者は7割以上という結果になり、2割以上の方が不満を感じていることが示されました。

では、そう思う理由とは一体何なのでしょうか。
詳しく聞いてみました。

■【衛生管理者】産業医の活動に満足している?していない?
【とても満足している】
・産業医と連携をとりながら業務遂行できているため(50代/女性/衛生管理者)
・献身的でよくしてくれる(50代/男性/衛生管理者)
・診断だけでなく、会社の安全衛生事項の進め方についてアドバイスをいただける(50代/男性/衛生管理者)

【まあ満足している】
・積極的に動いてくれるから(30代/男性/衛生管理者)
・従業員の体調やメンタルヘルスを加味したうえで、問題解決を親身になって図っていること(40代/男性/衛生管理者)
・職場内で特に問題がないから(50代/男性/衛生管理者)

【やや不満がある】
・すぐ辞めるから(40代/女性/衛生管理者)
・職場巡視を行うが、誰でもできる指摘できる安全性の内容が多く医師としても視点が足りない(40代/男性/衛生管理者)
・業務に消極的(50代/男性/衛生管理者)

【かなり不満がある】
・安全衛生委員会に参加しない(40代/男性/衛生管理者)
・やる気がない(40代/男性/衛生管理者)
・産業医が決まっていない(40代/男性/衛生管理者)

産業医の方と連携をとりながら業務ができていることや問題解決を親身になって図ってくれることなどから、産業医の活動に対して満足しているようです。

一方で、安全委員会に参加しない、医師としての視点が足りない、業務に消極的といった理由で産業医の活動に不満を感じていることが示されました。

では、産業医の方の顧問料についてはどのように感じているのでしょうか。

[画像4: https://prtimes.jp/i/106392/6/resize/d106392-6-31c6c7f9c66c918982f7-1.png ]


続いて、「産業医の顧問料をどう感じますか?」と質問したところ、『とても高い(9.7%)』『やや高い(34.8%)』『適正価格(49.0%)』『やや安い(4.7%)』『かなり安い(1.8%)』という回答結果になりました。

適正価格だと思う方が半数近くいますが、『とても高い』『やや高い』と回答した方を合わせると、高いと思う方が4割以上もいるようです。

では、産業医に毎月来てほしいと思う方の割合はどのくらいなのでしょうか。

「産業医に毎月来て欲しいと思いますか?」と質問したところ、『思う(67.9%)』『思わない(32.1%)』という回答結果になりました。

6割以上の方が、産業医の方に毎月来てほしいと思うことが示されました。

[画像5: https://prtimes.jp/i/106392/6/resize/d106392-6-b663f764c71e9aa11f28-1.png ]


最後に、「精神面や内科面など様々なジャンルごとに、産業医を「複数選定」することについてどう思いますか?」と質問したところ、8割以上の方が『とても必要だと思う(22.4%)』『やや必要だと思う(58.7%)』と回答しました。

精神面や内科面といったジャンルごとに産業医を複数選定する必要があると思う方は8割以上と非常に多いようです。

まとめ:産業医の満足度は高いが、衛生管理者の2割以上が産業医に対して不満を抱えていたことが判明


今回の調査結果で、産業医と衛生管理者の満足度が明らかになりました。

2社以上の企業を担当している産業医は6割以上おり、非常に多くの方が毎月担当企業を訪問しているようです。
そのなかで、担当企業に対して満足している方が非常に多く、企業からの情報が不十分や企業側の従業員へのサポートが少ないといった不満を感じている方は1割にも満たないことが示されました。

一方で、産業医の活動について満足している衛生管理者の方は7割以上にとどまり、安全委員会に参加しないことや医師としての視点が足りないなどの不満を感じている方が2割以上いるようです。

また、産業医の方の顧問料についても適正だと思う方が半数近くいる一方で、高いと思う方が4割以上いることが示されました。

産業医の方には毎月来てほしいと思う方が多く、精神面や内科面などのジャンルごとに複数選定する必要があると思う衛生管理者は非常に多い結果になりました。

ジャンルごとに産業医の方を選定することで、より健康サポートが充実するのではないでしょうか。

従業員の健康管理・メンタルヘルスをするなら『さんぽテラス』がオススメ!


[画像6: https://prtimes.jp/i/106392/6/resize/d106392-6-e29bc0f1951f572f9100-5.png ]


今回、「産業医と衛生管理者の実情」に関する調査を実施した株式会社さんぽテラスは、令和6年1月に株式会社セイルズから社名を変更しました。

さんぽテラスの会員になっていただくことで、健康管理に関する情報提供や、健康管理クラウドの無償提供、講習会やセミナーの割引、また私たち産業保健の専門家が必要となったときに、いつでも専門家によるサービスを低コストで利用ができるようになります。

また横のつながりが少なかった産業医や保健師にも安心して活動していただくための仕組みとして、産業医専用コミュニティ「みんなの産業医」、保健師専用コミュニティ「みんなの保健師」の運営も開始します。

さんぽテラス会員は、このコミュニティに参加する専門家にいつでも相談ができます。

また50人以上の産業医選任義務のある企業様は「協賛会員」となっていただくことで、コミュニティに登録された産業医にオファーすることが可能となります。

■さんぽテラスの特徴
・産業保健(さんぽ)
働く人の健康と安全を守る産業保健。産業保健は幸せの土台となるもの。
働くことが原因で起こる疾病やケガの予防、生活習慣病やメンタルヘルス不調もさんぽの専門家はもっと活躍が期待できる。
さんぽテラスは産業医や保健師が伴走し中小企業の産業保健を支援します。

・さんぽDX
医療はヒトが重要でDXが必ずしも効果的でないときがあります。
さんぽテラスは企業と専門家の双方の生産性を最大にすることを目指して産業保健における適切なシステムを開発。

■株式会社さんぽテラス:https://company.sanpoterasu.jp/
■お問い合わせ:https://company.sanpoterasu.jp/contact

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