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ストレスマネジメント行動の提示・実践を促すアプリ「ラムネ」気分状態の改善に効果あり

PR TIMES / 2023年12月19日 17時45分

「ネガティブ感情の低下」を中心とした気分状態の改善に効果を確認。忙しい日々でも、アプリ一つで手軽に実践。

「10秒~でできる“ゆるケア”で明日の私をととのえる。」がコンセプトの、ゆるく実践できるセルフケアアプリ「ラムネ」を運営する株式会社GOCCO.は金沢工業大学との共同で、スマートフォンアプリの利用を通じたストレスマネジメント行動の提示と実践による効果性や有効性を実証する実験を実施しました。また、この研究は12月2日-3日に神奈川大学で行われた日本健康心理学会第36回大会にて発表されました。



[画像1: https://prtimes.jp/i/54080/12/resize/d54080-12-65f40ed454ff2b90ad02-0.png ]


実験では、被験者である工科系大学の学生56名を「ラムネアプリを3週間1日1回程度利用する群」と「利用しない群」にランダムに割り振り、二群ともにアプリの利用前後、利用終了3週間後の3回に渡って、気分・孤独感を測定しました。
実験の結果、事前調査から事後調査にかけて、「ラムネアプリを利用する群」は「利用しない群」と比較して、「ネガティブ感情の低下」(論文中ではネガティブ気分の低下)を中心とした気分状態の改善に効果が確認されました。
また、調査をすべて完了した人数は「ラムネアプリを利用する群」は20名(脱落率28.6%)、「利用しない群」は21名(25%)であり、「ラムネアプリを利用する群」のうちの8名は調査終了後も自発的にラムネを利用しました。先行研究で行われていたデジタル治療脱落率の平均の31%と比べると低いことから、アプリ実施の負担は少なく、継続しやすかったと考えられます。
忙しない日々の中ではストレスを感じることが日常的になっている人も多くいる現代社会。ラムネを用いることで、セルフケアに興味はあるが一歩踏み出せない人たちや仕事や家事育児などで忙しくて心身のメンテナンスが難しい人たちへ、ゆるく気分転換・楽しく継続できる環境を提供できればと考えています。

ラムネ みんなのゆるケア集合アプリとは
ゆるく実践できる気分転換"ゆるケア"で、毎晩のセルフケアを楽しむアプリです。10秒からできる"ゆるケア"で、1日の終わりに小さなワクワクや癒やしを感じる日々を送りましょう。

ラムネには、気張らず継続できる新しい体験がいくつも詰まっています。新しい“ゆるケア”を実践することで毎日にちょっとした変化を生みだし、明日のあなたをととのえます。
[画像2: https://prtimes.jp/i/54080/12/resize/d54080-12-67b931bf14f2a0e5cf0c-1.png ]

▼ 夜のゆるケア例 ▼
ホーミーを聞きながら睡眠トリップ

風呂場の電気は点けず洗面所の電気だけ点けて入浴する

今最も近くに置いてある本をとりあえず読む

おSiriさんの朗読で眠る

お風呂におやつとジュースを持ち込んで「お風呂Bar」を堪能しよう



「ラムネ」の実証実験
【研究の概要】
被験者56名について、「ラムネアプリを利用する群」・「利用しない群」でランダムに割り振り、二群ともにアプリの利用前後、利用終了3週間後の3回にわたって、気分・孤独感を測定した。
「ラムネアプリを利用する群」には、アプリの利用時間や感想も尋ねた。

【実験詳細】
■調査時期と対象
2023年5-6月に工科系大学の学生56名。
実施に当たって、口頭および文書でインフォームドコンセントを行った。データは個人情報を含まない形に加工し、解析に用いた。

■方法
被験者56名を「ラムネアプリを利用する群」と「利用しない群」無作為に二群に割り振った。「ラムネアプリを利用する群」は、介入期間の3週間、ラムネからストレスマネジメント行動(ゆるケア)を選択し、毎日1つ以上実施してもらった。利用については、スクリーンタイムとアプリ画面のスクリーンショットにより利用を判断。「利用しない群」はラムネを3週間利用しなかった。
二群ともに、アプリの利用前後、利用終了3週間後の3回にわたって、気分、孤独感を測定した。
気分:日本語版PANAS(佐藤・安田,2001)
孤独感:日本語版 Short-form UCLA 孤独感尺度3 項目版(Arimoto&Tadaka,2019)
[画像3: https://prtimes.jp/i/54080/12/resize/d54080-12-cf675dc445033e384409-2.png ]

■分析
時期(3)×群(2)を要因とした分散分析。
調査内容から、下記を介入効果の指標として利用。
1.ポジティブ感情、2.ネガティブ感情、3.ポジティブ感情比(ポジティブ感情/ネガティブ感情)、4.孤独感「ラムネアプリを利用する群」
※論文中では1.ポジティブ気分、2.ネガティブ気分、3.ポジティブ気分比(ポジティブ気分/ネガティブ気分)、4.孤独感「ラムネアプリを利用した群」

■結果と考察
介入および調査をすべて完了した者は、「ラムネアプリを利用する群」は20名(脱落率28.6%)、「利用しない群」は21名(25%)であった(回答の信頼性が疑われる「利用しない群」1名は解析から除外)。「ラムネアプリを利用する群」の4割は,介入終了後も自発的にアプリを利用した。先行研究で行われていたデジタル治療の脱落率の平均31%と比べると若干低い。アプリ実施の負担は少なく、継続しやすかったと考えられる。
[画像4: https://prtimes.jp/i/54080/12/resize/d54080-12-54997f2c693e2b63a881-3.png ]

3時点の変化を比較したところ、ポジティブ感情(論文中ではポジティブ気分)および孤独感では有意な主効果および交互作用はみられなかった。ネガティブ感情では群と時期の交互作用がみられ、postにおけるネガティブ感情は「ラムネアプリを利用する群」のほうが低かった。preからpostにかけてポジティブ感情比が高まり、postにおけるポジティブ感情比は「ラムネアプリを利用する群」のほうが高かった。「ラムネアプリを利用する群」の感想では、気分転換になった行動として「音楽(N=10)」や「呼吸や瞑想(N=4)」が多く挙げられた。
 アプリを通じた簡易なストレスマネジメント行動の提示・実践は、主に「ネガティブ感情の低下」を中心とした気分状態の改善に効果があることが示された。気晴らしはネガティブな気分状態での反すうを妨げ、気分の改善を助けると言われています。既存のストレスマネジメント行動として音楽や呼吸法が気分に与える効果が示されており、アプリを利用した本研究で同様の効果を検証した。一方、他者との関わりを必要としないストレスマネジメント行動の実践は、孤独感には影響しないことが考えられる。
[画像5: https://prtimes.jp/i/54080/12/resize/d54080-12-8abef5c7ac379979def1-6.png ]


「ラムネ」アプリの最新情報はこちら


[画像6: https://prtimes.jp/i/54080/12/resize/d54080-12-08457a4c3ac7186a2dcd-5.png ]

https://apps.apple.com/jp/app/%E3%83%A9%E3%83%A0%E3%83%8D/id1482388865
※2023年12月現在iOS版のみ

公式サイト:https://ramune.app/
公式ブログ:https://note.com/ramuneapp
Twitter:https://twitter.com/ramuneapp
お問い合わせ先:https://ramune.app/contact.html

運用元:ラムネ編集部

■ 企業情報
株式会社GOCCO.
「楽しさぞくぞく開発中」をコンセプトに、モバイル~WEB~IoTまで横断的なサービス開発から子ども向けワークショップの企画・運営など、幅広く事業を展開。リサーチ~デザイン~実装までを一貫して取り扱うことができるため、様々なPoCにおいて企画から実行まで協働するパートナーとして活動を行うなど、常にイノベーティブな「新しい楽しさ」を追求し続けています。

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