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公共財カンファレンス「Funding the Commons」、東京で初開催

PR TIMES / 2024年5月10日 15時45分

Fracton Ventures株式会社は、公共財の新しい資金調達の仕組みの構築を目指す「Funding the Commons」の運営に参画し、Web3と公共セクターとのコラボレーションを目指す

Fracton Ventures株式会社(本社:東京都品川区、代表者:鈴木雄大、亀井聡彦、赤澤直樹 以下 当社)は、2024年7月24日、25日の二日間、渋谷の国連大学にて開催される、オープンソース・テクノロジーを活用した公共財の新しい資金調達の仕組みを構築を目指す国際カンファレンス「Funding the Commons」に対してパートナーとして運営に参画します。



[画像1: https://prtimes.jp/i/74402/29/resize/d74402-29-216fa21a6814ca9cbd10-1.jpg ]

Funding the Commonsは、Web2、Web3にまたがる技術的発展により開けてきた公共財やコモンズへの資金循環の新たな可能性に関する世界的な議論を行うため、2021年よりProtocol Labsが中心となり世界各国で開催されてきたイベントであり、今までパリ、ベルリン、イスタンブール、台北、サンフランシスコと世界各地で開催されていましたが、今回東京で開催される「Funding the Commons Tokyo」は記念すべき第10回目の開催となります。

当社は、OSS(オープンソースソフトウェア)を中心とした公共財の持続的な供給や維持をするためのメカニズムに関して注力しており、昨年10月に「包括的なコーディネーションデザインを通したポジティブサムな状態を目指す」というコンセプトの下、R&Dに関するポータルサイトを公開しました。研究テーマとしては、ブロックチェーンを活用した公共財への資金提供のメカニズムや資金提供を受けたプロジェクトの成果測定に重点をおいています。Funding the Commonsは、当社としては過去にベルリンと台北で開催された際に登壇し、研究成果を発表したことがあり、同カンファレンスが東京での初開催するにあたり運営として関わることができるのは大変光栄です。本カンファレンスを通じて、経済学者を初めとしたブロックチェーン事業者以外の方々との異業種交流を行い、化学反応を促していきたいと思っております。

[画像2: https://prtimes.jp/i/74402/29/resize/d74402-29-9c6d76d913a15fa7bb54-2.jpg ]

・Funding the Commons Berlinでのパネルディスカッションへの登壇の様子

■Funding the Commons Tokyoの注目ポイント


日本は、深刻化する環境問題に加え、人口減少に伴い縮小する地域やコミュニティにまつわる世界に先駆けた課題に直面しており、これまで社会を支えてきた公共財やコモンズの維持、発展、支援の新たな形が求められています。そうしたなか、地域創生、シビックテック、オープンソースコミュニティ、経済学、分散型サイエンス、AIといった多方面の文脈からこれらの課題に立ち向かい、豊かな自然や社会の再生を促す仕組みを支援、構築するプレイヤーたちが現れています。世界でも、様々な技術やアイディアをもとに、公共財やコモンズの課題に取り組んでいるプレイヤーが活動しています。そうした議論を喚起してきたFunding the Commonsを日本に迎える本イベントは、国内外の文脈を共有し交流する絶好の機会となります。


また、Funding the Commons TokyoはDeSci Tokyo Conferenceとの共同開催となります。DeSci Tokyoは東京において分散型のガバナンスに支えられた民主的なサイエンスシステムの構築と、それによるサイエンスの実践、普及を目的とする団体であり、DeSci Tokyo Conferenceでは『新たな研究開発エコシステム』をテーマに、国内外で研究を支援する分散型サイエンスのプレイヤーや支援組織を迎え広く議論することを目指します。


Funding the Commons Tokyoの翌日からは、東京にてEthereum開発者向けカンファレンスEDCON 2024が始まり、より大規模な国際的なブロックチェーンの議論の中でアイデアの交差が可能となり、影響力のあるスピーカー、スポンサー、ゲストが参加する重要なコンテキストが整います。

■Funding the Commonsについて


「Funding the Commons」は、Protocol Labs(Network Goods)によって孵化された独立したプロジェクトであり、ビルダーや研究者との架け橋として、オープンソース技術を活用した公共財の新たな資金調達メカニズムの確立を目指しています。
目的としては、オープンソースネットワークにおいて持続可能な公共財資金調達と価値連携の新モデルを構築している個人や組織です。私たちは、Web2、Web3、研究、慈善活動、産業を横断する公共財コミュニティを結びつけることを目指しています。これは、ビルダーや実務家、研究者や学者、資金提供者や慈善家を集め、公共財における革新を促進することで実現しています。将来的には、影響評価者に関連付けられた公共財基金の創設を促進し、「Funding the Commons」コミュニティによって構想され、孵化されたプロジェクトに資金を提供することによって、私たちの影響を拡大することを目指しています。
ビジョンとしては、人類が協調を大規模に行う際のインセンティブが、公共財を最優先にする経済の発展を推進する世界を描いています。この世界では、公共財に革新をもたらすトップクラスのグローバルタレントが、プロジェクト資本の継続的な流れに関連付けられたよく発展した影響評価システムによって支援されています。

■開催概要


日時:7月24日~7月25日
会場:国連大学
Webサイト:https://fundingthecommons.io/tokyo-2024
参加登録:https://lu.ma/ftc-tokyo-2024
共同開催:DeSci Tokyo
パートナー:UNICEF、Code for Japan、Plurality Tokyo、Fracton Ventures、ミツバチ
スポンサー:Protocol Labs、Optimism、Octant, Filecoin Foundation、Drips、AI alignment network、Road to Devcon、De-Silo、Astrofiters
想定テーマ:
・日本における公共財支援のためのイノベーション
・公共財の設計メカニズム
・AI アライメント
・人口減少から学ぶ & 公共財再考の緊急性
・地域開発事例のグローバルな再現性
・オープンソースカルチャー

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