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病院DXで院内外の情報共有体制を強化した「阿蘇医療センター」医療機関向けスマホ「日病モバイル」を導入し業務効率化を実現

PR TIMES / 2024年2月5日 16時45分

救急医療体制の強化や地域医療の効率化にも寄与

医療機関向けスマートフォン「日病モバイル」を提供する株式会社フロンティア・フィールド(本社:東京都港区、代表:佐藤康行。以下、当社)は、阿蘇医療センター(所在地:熊本県阿蘇市、阿蘇市病院事業管理者 兼 阿蘇医療センター院長:甲斐豊。以下、阿蘇医療センター)に「日病モバイル」を導入いただいた結果、院内や地域医療機関との情報連携の強化につながり、業務効率化を実現したことをお知らせいたします。
あわせて、当社がこの度開設した、医師の働き方改革に向け医療機関の運営に役立つDX 情報を発信する公式メディア「日病モバイルニュース」にて、阿蘇医療センター 阿蘇市病院事業管理者 兼 阿蘇医療センター院長 甲斐 豊先生へのインタビューを公開したことをお知らせいたします。
さらに、本日千葉県船橋市の「医療法人弘仁会 板倉病院」が病院DXによって院内のコミュニケーションを円滑化したことで、離職率0%や会議時間の半減といった業務効率化を実現した成功事例についても発表しています。
URL:https://www.frontierfield.co.jp/topics/detail.php?id=60



[画像1: https://prtimes.jp/i/64723/31/resize/d64723-31-50e69a2f010945f711ee-0.png ]

導入背景


医師の働き方改革施行を受け、2022年11月に導入いただきました。グループチャット機能の搭載やアプリの活用など、PHSと比較した際に使い勝手に汎用性があり、非常に高い利便性を感じていただき、同時にお声がけされ検討された他社製品ではなく、当社の日病モバイルの導入を決定いただきました。



主な活用方法と、導入後の効果実感



1.チャット機能の活用
 電話を主としたコミュニケーション手法から、チャット主軸のコミュニケーションに移行できたことで、時間帯問わず緊急用件を把握できるようになり、コミュニケーションがよりスムーズになりました。

2.発信先/発信元の明確化
 日病モバイルの導入により個人/各病棟に着発信履歴を残せるようになり、PHS時代に発生していた発信元/発信先を探すなどの手間が省けるようになりました。

3.ボイスレコーダー機能の活用
 日病モバイルのボイスレコーダー機能を活用し、患者様とのコミュニケーションを記録することで、
コミュニケーション上のトラブル回避や、より良い医療サービスの提供に役立てています。

4.診断アプリを導入し緊急医療体制を強化
 日病モバイル導入後、脳卒中診断アプリ「JUST-7」と「join」を連携したアプリを使用し始めたタイミングで、熊本赤十字病院と連携した緊急搬送体制を構築しました。「join」上で、「JUST-7」で可視化した患者のバイタルデータや患者の画像や動画、現場の状況などを共有し合うことで、正確な情報共有を実現、スムーズな受け入れ判断、迅速な体制づくりに繋げています。地域医療の効率化のため、院内だけでなく、他の医療機関と連携したサービスを提供していきたいと考えています。

[画像2: https://prtimes.jp/i/64723/31/resize/d64723-31-44581a87fa26b85c5b24-0.png ]



今後の展望(阿蘇市病院事業管理者 兼 阿蘇医療センター院長 甲斐 豊先生 コメント)


 多職種連携によるチーム医療を拡大していきたいと考えています。多職種が効率的に連携していくためにも、日病モバイルは欠かせないツールです。今後、導入の幅を広げ、より効果的な活用方法を模索し、医療現場の効率化・発展に役立てていきたいと思っています。
【阿蘇医療センターのインタビュー詳細はこちら:https://media.frontierfield.co.jp/casestudy/13


[画像3: https://prtimes.jp/i/64723/31/resize/d64723-31-50e69a2f010945f711ee-0.png ]

■甲斐 豊先生 プロフィール
1987年熊本大学医学部卒業。同脳神経外科入局後、熊本地域医療センター、人吉総合病院、済生会熊本病院、熊本大学医学部附属病院、熊本赤十字病院、熊本大学医学部特任教授などを経て、2014年阿蘇中央病院(現阿蘇医療センター)院長に就任。
阿蘇医療センター 公式HP:https://aso-mc.jp/




■医療機関向けスマートフォン「日病モバイル」とは
「日病モバイル」は、PHSがメインとなっている病院内コミュニケーションインフラを、スマートフォンによりデジタル化を促進させる「医療機関向けスマートフォンサービス」です。スマートフォンにはナースコール連携、グループチャット、緊急通報、端末の遠隔管理など、医療現場で必要な機能を標準搭載するとともに、高いセキュリティレベルで安心・安全に利用できる環境を実現しており、現在、66施設が利用中です(2024年1月時点(予定含む))。引き続き医療機関の業務の効率化および働き方改革に向けて、DX推進を支援いたします。
詳細:https://www.frontierfield.co.jp/services/mobile/index.php


「日病モバイルニュース」とは


医師の働き方改革に向け医療機関の運営に役立つDX 情報を発信する公式メディアです。医療機関向けスマートフォン「日病モバイル」を活用した業務効率化の事例や医師の働き方改革に関する業界動向、医療DX情報などを発信していきます。
URL:https://media.frontierfield.co.jp/

<<病院DXに取り組む各病院のインタビュー>>
・熊本県 阿蘇医療センター:阿蘇地域中核病院として、地域医療構想を軸に医療機関向けスマホを導入
院内だけでなく、他の医療機関との連携に活用
URL:https://media.frontierfield.co.jp/casestudy/13
・千葉県 板倉病院:医療機関向けスマホの導入により、職員のコミュニケーション満足度はほぼ満点を達成 千葉県船橋市の地域包括ケアの密度を、スマホを軸として高めていく
URL:https://media.frontierfield.co.jp/casestudy/14


・北海道 北海道脳神経外科記念病院:医療機関向けスマホにより救急時の情報共有を円滑化し、チーム医療体制を強化 脳神経外科専門院として、地域医療への貢献を目指す
URL:https://media.frontierfield.co.jp/casestudy/15

・兵庫県川西リハビリテーション病院:医療機関向けスマホにより、病院内外のボーダーレス化を目指す 今後は地域包括ケア推進に向け、医療体制のDX化を強化
URL:https://media.frontierfield.co.jp/casestudy/16


参考:社会背景


~2024年4月の「医師の働き方改革」に向けた医療業界の動向~
2024年4月より始まる改正労働基準法施行に伴い、より効率的に質の高い医療を提供するための体制を整える「医師の働き方改革」の必要性が高まっています。これに先立ち、当社では全国の医療機関経営者/医師約300名に対し「医師の働き方改革に関する意識調査」を実施しました。
その結果、約64%の医療機関経営者は「医師の働き方改革に対し、取り組みはしているものの、まだまだ課題がある」と回答しているほか、具体的な対策としてもタスクシェアや地域医療機関との機能分化が主であり、ICT技術を活用した業務効率化については2割程度にとどまっている現状が明らかになっています。(調査結果の詳細は2月6日発表予定)

これらの結果を受け、全国の各病院で取り組んでいる働き方改革のための具体的な施策とその成果を発信することで医療業界の啓発につなげる目的で「日病モバイル」を導入した病院の事例をはじめ、医療機関運営に役立つ DX 情報を発信する公式メディア「日病モバイルニュース」の開設を決定しました。
※関連プレスリリース URL:https://www.frontierfield.co.jp/topics/detail.php?id=59


■株式会社フロンティア・フィールド概要 
「医療の情報革命によって全ての人々を幸せにする」をパーパスに掲げるフロンティア・フィールドは、医療機関のICTプラットフォーマーとなることを目指し、医療機関向けスマートフォン「日病モバイル」を開発、販売しています。当社に関するより詳しい情報は、公式HPをご覧ください。
社名  :株式会社フロンティア・フィールド
所在地 :東京都港区芝浦1丁目1番1号 浜松町ビルディング14階
代表者 :代表取締役社長 兼 CEO 佐藤 康行
設立  :2016年7月
事業内容:医療機関専用スマートフォン「日病モバイル」の企画・開発・販売・保守
公式HP :https://www.frontierfield.co.jp/

■株式会社フロンティア・フィールド沿革
2016年7月  株式会社フロンティア・フィールド設立
2020年1月  医療機関専用スマートフォン「日病モバイル」提供開始
2021年1月  シミックホールディングス株式会社を引受先とする第三者割当増資を実施
   12月  港区浜松町(浜松町ビルディング)にオフィス移転
2022年3月  総額10億円となるシリーズBラウンドの資金調達完了
2023年1月  倉敷中央病院「働き方改革実現に向けたICT戦略立案」に関する
       コンサルティング契約締結
    2月   株式会社スズケンと業務資本提携を締結
    3月   株式会社大塚製薬工場を割当先とする第三者割当増資を実施
    7月   総額39億円となるシリーズCラウンドの資金調達完了
   10月  日病モバイルのご利用者数が3万人突破

■受賞歴等
2020年 「MCPC Awards 2020」ユーザー部門特別賞
2021年 経済産業省「ジャパン・ヘルスケアビジネスコンテスト2021」
ビジネスコンテスト部門優秀賞
2022年 「JAアクセラレーター第4期」イノベーティブ賞
2023年 経済産業省のスタートアップ支援プログラム「J-Startup2023」に選定
2023年 経済産業省の「行政と連携実績のあるスタートアップ100選」に掲載
2023年 中小機構 「Japan Venture Awards 2023」JVA審査委員会特別賞受賞

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