米国EaaS企業と戦略的な協業に関する覚書を締結
PR TIMES / 2024年4月26日 17時45分
エネルギー効率の高い空調機の展開を加速し、持続可能な社会の実現に貢献
当社の北米地域の販売拠点であるFujitsu General America, Inc.(当社子会社、以下FGAI)は、急成長中の米国のEnergy as a Service(EaaS)企業であるBudderfly Inc.(以下、Budderfly社)とライトコマーシャル市場における高効率エネルギー技術の利用拡大を目指し、戦略的な協業に関する覚書を締結しました。これにより当社は、北米地域において高効率なビル用マルチエアコン(VRF)「AIRSTAGE」および空調向けビルマネジメントシステム「AIRSTAGE Cloud※1」の販売を拡大させ、コマーシャルビジネスの発展をさらに推進していきます。
Budderfly社は、空調機器をはじめ照明機器、レンジフードなど、建物に関連するあらゆるエネルギー設備と制御技術を包括的に提供し、独自の統合省エネソフトウェアにより高効率なエネルギーソリューションを提供しています。今回の取り組みにより、FGAIは大手ファストフードチェーンなどのライトコマーシャル市場向けにBudderfly社を介して「AIRSTAGE」を提供し、お客さまごとに空調システムの設計、施工、アフターサポートを提供していきます。さらに、「AIRSTAGE Cloud」を組み合わせることで、機器の詳細な初期設定をすることなく、複数物件における空調システムを簡単に導入でき、機器の設置・運用から保守まで一貫した遠隔管理が可能となります。
当社の高効率なVRF「AIRSTAGE」と空調向けビルマネジメントシステム「AIRSTAGE Cloud」に、Budderfly社の優れた省エネノウハウが加わることで、お客様は、これまで課題となっていた空調設備への初期投資やエネルギー管理の専門スタッフの採用・人件費負担等を回避し、定額利用のサービスを通じて温室効果ガスと消費電力の削減というメリットを得ることができます。今後、「AIRSTAGE Cloud」とBudderfly社の統合省エネソフトウェアを連携させることで、ルーフトップなどの空調設備で消費されるエネルギー量の最大約60%削減を目指します。
当社は「サステナブル経営」を推進し、お客さまとともに持続可能な社会を目指して事業活動を展開しています。重点テーマの1つに「地球との共存」を掲げ、空調機器において温室効果ガス排出量の少ないヒートポンプ機器への置き換えを推進しています。いっぽう、Budderfly社は米国の商業施設において、空調設備の更新が進まないことに懸念を抱き、効率の良い空調システムを提供することで、エネルギー使用量の削減に取り組んできました。環境に対する関心が米国内で高まるなか、両社協力のもとライトコマーシャル市場における高効率エネルギー技術の利用拡大を推進することで、脱炭素社会の実現に貢献していきます。
当社はBudderfly社との協業を通じて、2028年度末までに「AIRSTAGE」を約10,000システム提供し、総額約1.3億ドル※2の売上を目指します。
[画像1: https://prtimes.jp/i/113438/40/resize/d113438-40-23503a5d78a2fb55bc04-0.png ]
AIRSTAGE Cloud(エアステージ クラウド):簡単に導入可能なクラウドを活用した空調向けビルマネジメントシステム
[画像2: https://prtimes.jp/i/113438/40/resize/d113438-40-48995536aba0089541e9-1.jpg ]
AIRSTAGE VU-V(ブイユーファイブ):単独16トン対応のパワフル運転と、低外気温下(-26℃)にも対応した大型物件向けマルチエアコン。画像は室外機。
※1複数物件を同時に遠隔管理監視可能な空調・換気マネージメントシステム
※2 USD
両社CEOコメント
【Budderfly Inc. CEO Al Subbloie氏】
富士通ゼネラルの高効率なビル用マルチエアコン「AIRSTAGE」および「AIRSTAGE cloud」は、商業ビルの幅広いエネルギーニーズに対応できるように設計されており、当社のエネルギー管理サービスにシームレスに統合できる理想的なソリューションです。電気料金や持続可能性の基準が高まるなか、私たちが連携することで、企業がエネルギー利用を効率化し、収益を向上させるお手伝いができることを嬉しく思います。
【富士通ゼネラル 代表取締役社長 斎藤 悦郎】
このたびの協業によって、北米という当社の重点市場でソリューションビジネスにおける新しいステージに立つことになりました。当社がターゲットとする米国のライトコマーシャル市場(中小規模の商業ビル・店舗等)に属する建物は、延床面積ベースで米国の商業用建物全体の約50%、物件数ベースでは90%以上を占める※3と言われており、導入コストと管理の複雑さがネックとなりビルマネジメントシステムの導入が遅れています。今回の協業によって当社の優れたエネルギー効率を実現する技術力とBudderfly社の革新的なEaaSビジネスモデルを融合させることで、米国における脱炭素・省エネを加速させ、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。
当社は今後も、提携や協業によるエコシステムを構築し、空調システムのライフサイクル全般にわたるソリューションの展開拡大を目指していきます。
※3 当社調べ
ご参考
【Budderfly社について】
Budderfly社は、2016年に設立され、米国コネティカットに本社を置くEaaS企業です。空調機や照明機器など、建物に付随するあらゆるエネルギー設備や制御技術を包括的に提供し、独自のソフトウェアを組み合わせて、高効率なエネルギーソリューションを提供しています。大手ファストフードチェーンや教育・福祉施設などの顧客をもち、2023年には北米版「Deloitte Technology Fast 500」にもランクインするなど、急成長する企業の1つです。
・Budderfly社公式サイト www.budderfly.com/
【商標について】
*「AIRSTAGE」および「AIRSTAGE Cloud」は株式会社富士通ゼネラルの商標または登録商標です。
関連情報
AIRSTAGE 製品ページ
www.fujitsu-general.com/us/products/vrf/
AIRSTAGE Cloud製品ページ
www.fujitsu-general.com/us/airstage-cloud/
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