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改定EU再生可能エネルギー指令の国内法反映ガイド、日本語版を公開 「バイオマスによる森林破壊を防ぐために活用を」

PR TIMES / 2024年5月17日 14時15分

5月31日、オンラインセミナー開催「改定EU再生可能エネルギー指令と日本への影響」



[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/77060/45/77060-45-b4f4dba7de9df921802aff0917fc92aa-745x1053.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
『Wiser with Wood(賢い木材の使い方) 森林、気候、公衆衛生および他の木材利用産業をより適切に保護するためのEU 再生可能エネルギー指令改定版(RED III)国内法化ガイド』
バイオマス燃料の需要拡大が、森林破壊の原因になることが指摘される中、昨年11月、森林由来のバイオマスに関する規制を強化した「改正EU再生可能エネルギー指令(Renewable Energy Directive、以下EU-REDIII)」が発効しました。
これを受け、森林保護に取り組む欧州ベースのNGOらが、EU-REDIIIのバイオマス部分に関する改定の背景やポイントを解説し、国内法に反映させるための提言をまとめたレポートを公開しました。レポートを発表したのはFernおよびClientEarthで、レポートのタイトルは『Wiser with Wood(賢い木材の使い方) 森林、気候、公衆衛生および他の木材利用産業をより適切に保護するためのEU 再生可能エネルギー指令改定版(RED III)国内法化ガイド』です。
このたび、国際環境NGO FoE Japan では両団体のご了解を得て、本レポートの日本語訳版を作成し、公開いたしました。
EU-REDIIIをめぐっては、森林由来のバイオマス燃料の扱いが大きな議論となりました。
最終的に、REDIIIでは、森林由来のバイオマス燃料を燃焼している発電目的のみの施設には財政支援を行わないこと、カスケード利用の原則の導入、産業用丸太・製材・株・根などの特定の原料で生産されたエネルギーに対する直接的な財政支援の禁止、生物多様性の高い土地(原生林や老齢林)をバイオマス燃料の伐採から除外することーーなどが盛り込まれました。日本でも、現在、バイオマス事業計画策定ガイドラインのうち、木質バイオマスに関する規定の強化が検討されています。世界的に気候や生物多様性の危機が進む中、EUで進むバイオマスの燃料利用の規制強化の動きは、日本においても大いに参考になるでしょう。
バイオマス燃料拡大による森林破壊を防ぐたに、本レポートをご活用いただければ幸いです。
詳細を見る
FoE Japanでは、本レポートを作成したFernのマータン・ピジョン氏をお迎えし、5月31日オンラインセミナーを開催します。EU-REDIIIのポイントや可能性について解説していただきます。
【ウェビナー】改定EU再生可能エネルギー指令と日本への影響:バイオマスによる森林破壊を防ぐために
・日時:2024年5月31日(金)16:00-17:30
・オンライン会議システムzoom(ウェビナー機能を使用)
詳細・お申込み
本件のお問合せ先:
国際環境NGO FoE Japan
〒173-0037 東京都板橋区小茂根1-21-9
TEL: 03-6909-5983
E-mail: info@foejapan.org

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