神戸市、2023年度適切に管理されていない空家空地対策の取組み状況の公表
PR TIMES / 2024年5月10日 14時0分
適切な管理が行われていない空き家及び空き地は、防災、防犯、衛生、景観等の地域住民の生活環境に深刻な影響を及ぼします。このことを踏まえ、市では「空家等対策の推進に関する特別措置法」(以下、「法」という)及び「神戸市空家空地対策の推進に関する条例」(以下、「条例」という)に基づき、2016年度から、適切に管理されていない空き家・空き地に対する改善依頼や指導等に取組んでいます。このたび、2023年度の取組み状況等をまとめましたので公表します。
1. 2023年度の改善指導等の取組み
適切な管理が行われず改善を要する空き家・空き地のうち、所有者等が判明したものについては、自主的な改善を依頼しています。
※改善されない場合は、周辺への悪影響の程度に応じて法・条例に基づく指導、勧告、命令、公表を行い、改善を求めています。
また、代執行による解体除却や応急的危険回避措置を市で実施する場合があります。
<特定空家空地等に対する措置の流れ>
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/78202/168/78202-168-d1d6e475e0b2c04a5c0daf9112410425-804x395.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
[表: https://prtimes.jp/data/corp/78202/table/168_1_c5360d717bb37efd4694b5b7c43caf54.jpg ]
件数は、空家等(老朽危険家屋を含む)・空地等の合計
2. 2023年度の主な改善事例
法・条例に基づく改善指導により改善した事例
(1) 所有者等による自主的改善
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/78202/168/78202-168-b4112dfc1af2e747d713e42f5c941f23-720x253.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
(2) 市による改善
生命、身体又は財産に著しい危険が切迫し放置できないため、市が所有者等に代わり解体除却を実施(代執行)した事例
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/78202/168/78202-168-50ef82f9cd746c604891d0b80a6f7320-727x249.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
(3)老朽空家等解体補助
生活環境への悪影響を未然に防ぐとともに、健全で快適なまちづくりを推進するため、
活用見込みが乏しく腐朽・破損のある空き家等を対象に、解体費用の補助を行いました。
解体補助実績戸数(件数)…832戸(572件)
2019年度からの累計…3,260戸(2,201件)
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/78202/168/78202-168-d9a52be58f19243c60988f12a43b0efd-727x243.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
3.2023年度末時点で適切に管理されていない空き家・空き地に関する対応状況
〇空家空地の改善件数等(累計)(2016年度~2023年度)
[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/78202/168/78202-168-c3c58327f7629fc52a4d9ced46a1d890-736x235.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
4.今後の取り組み
〇弁護士を含む空き家対策特命チームによる財産管理制度の積極的活用
法改正により、市長が財産管理人の選任等を申し立てることが可能と明記されました。建築住宅局に弁護士を含む9名の特命チームを新設し、専門的な法知識に基づき、この財産管理制度(※)などを活用していきます。特命チームでは、所有者の病気等や相続人全員の相続放棄などの理由により改善が見られない「危険空き家」や、所有者が不明・不在で状態が改善される見込みがない「所有者不明空き家」を対象とし、財産管理制度を集中的に活用することにより危険空き家・所有者不明空き家の早期改善を推進します。(2024年4月1日新設)
(※)財産管理制度…土地建物の管理が不適当な場合や、所有者の所在や相続人が不明な場合に、裁判所が選任した財産管理人が当事者に代わって財産の保存や処分を行う制度
企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ
この記事に関連するニュース
-
omusubi不動産、令和6年度「南相馬市 空き家流通サポート事業」と連携し、空き家の流通および利活用の促進をサポート
PR TIMES / 2024年6月3日 23時40分
-
ルーヴィスの空き家サブリース事業「カリアゲ」総戸数100件に!
PR TIMES / 2024年5月31日 14時40分
-
ジェクトワン、空き家事業「アキサポ」において、渋谷区神宮前の空き家を複合型施設「URAHARA CENTRAL APARTMENT」として再生
PR TIMES / 2024年5月31日 14時40分
-
建設テックのクラッソーネと大阪府羽曳野市が「羽曳野市における空家等の除却促進に係る連携協定」を締結
PR TIMES / 2024年5月29日 17時45分
-
解体の窓口×オリコ 解体と活用を希望する空き家・古家所有者向け「解体の窓口ローン」を商品化!
PR TIMES / 2024年5月29日 11時45分
ランキング
-
1バブル期のリゾート地では1室数千万円も、いまや数十万円まで値下がり…「貧乏マンション」の悲惨な末路【サラリーマン大家が解説】
THE GOLD ONLINE(ゴールドオンライン) / 2024年6月16日 14時5分
-
2爆増する「ロピア」にも負けないスーパーの正体 従来スーパーが切り捨てた生鮮ノウハウを強化
東洋経済オンライン / 2024年6月16日 13時0分
-
3「戦力の集中」運用に背いたゆえのミッドウェー敗戦 空母4隻と2隻に分けたことがそもそもの敗因
東洋経済オンライン / 2024年6月16日 9時0分
-
4「役職定年」を廃止する日本企業が増えた理由 タイプ別で変わってくる新潮流への適応方法
東洋経済オンライン / 2024年6月13日 7時10分
-
5お金の問題は「お金がないこと」ではない…収入が低くても「一生お金に困らない人」が絶対に欠かさないこと
プレジデントオンライン / 2024年6月16日 10時15分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/point-loading.png)
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)