TIS、マーケティング・クラウドソリューション『TIS Marketing Canvas』の提供を開始
PR TIMES / 2017年1月25日 14時29分
~ カスタマイズ可能な「Marketing Automation」やテンプレート化されたBIなど、企業に必要なマーケティング機能を月額50万円から提供 ~
TISインテックグループのTIS株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:桑野 徹、以下TIS)は、マーケティング・クラウドソリューション『TIS Marketing Canvas(ティアイエス・マーケティング・キャンバス)』の提供を開始することを発表します。
『TIS Marketing Canvas』は、企業のマーケティング業務に必要となる「顧客データの統合やデータベース構築」「顧客分析やマーケティング分析」「マーケティング施策の自動化」などの機能群を、クラウド上で統合的に提供・管理するマーケティング・クラウドソリューションです。アマゾン ウェブ サービス(AWS)をベースとしたクラウド上にコンポーネントやOSSを組み合わせて提供します。導入前のコンサルティングから、既存システムとマーケティングシステムとの連携に関するインテグレーション、導入後の運用までをワンストップでサポートします。
本ソリューションは、TISのノウハウを体系化したテンプレートを活用して導入期間の短縮とコストを削減しながら、個々の企業が持つマーケティング上の課題に合わせてカスタマイズ導入できる点が特長です。また、企業のニーズに応じてクラウド上のコンポーネントを組合せることで、最小構成で月額50万円から導入でき、スピーディかつ低コストに、企業のニーズにマッチしたマーケティング機能の拡充を実現します。(初期構築費用はビジネス要件に応じて別途見積)
<『TIS Marketing Canvas』の全体構成>
[画像1: https://prtimes.jp/i/11650/231/resize/d11650-231-374034-0.jpg ]
TISでは、『TIS Marketing Canvas』を、顧客満足度やロイヤルティの向上、顧客ID統合による行動分析、リアルタイムマーケティングなどのニーズを持つ、流通小売、EC、通信、旅行、不動産などのB2C企業向けに提供し、2020年までに40社への導入を目指します。
■『TIS Marketing Canvas』提供の背景
消費者に対する顧客接点が多様化・複雑化する中で、顧客データの一元化管理や複数チャネルでの一貫性のあるコミュニケーション施策など顧客起点のマーケティングが重要性を増しています。そうした中で、「散在するデータ資産を統合的に管理し顧客理解を深めマーケティング施策に活用できる仕組みづくり」や「市場変化のスピードに呼応したマーケティング機能の早期の立ち上げ」が、企業のマーケティング業務においては重要な課題となっています。
そこで、TISでは100社以上のお客様のマーケティング業務領域のシステム構築支援で培って来たインテグレーション技術・ノウハウや業務知識と、システム運用のノウハウを活用した『TIS Marketing Canvas』を提供することで、企業のマーケティング業務の高度化を支援します。
■『TIS Marketing Canvas』の概要とラインナップ
『TIS Marketing Canvas』の機能を構成するコンポーネントは以下の通りです。
[画像2: https://prtimes.jp/i/11650/231/resize/d11650-231-892019-1.jpg ]
※1「Cloud Integration」は外部のクラウドサービスとのインテグレーションサービスです。企業のビジネス要求に応じてインテグレーションします。
※2「Contact Policy」は顧客チャネルへの配信制御ソリューションで、Marketing Automation適用時に企業の配信ポリシーに応じてご提供します。
※3「Platform Management」は企業のビジネス要求に応じてご提供します。
第1弾サービスとしては、「Data Management領域(Data Integration/Data Processing)」と「Business Intelligence & Analytics」および「スケジュール実行型Marketing Automation(MA Scheduled Execution)」を提供していきます。
その後は、「ID Exchange(個人情報変換機能)」「リアルタイム実行型Marketing Automation(MA Real-Time Execution)」などのサービス・メニューも順次展開していく予定です。
予定している各サービスの概要は、以下のとおりです。
1)「Data Management」
・提供開始時期:2017年2月1日
・対象業務領域:顧客データの統合及びデータベース構築
・概要:様々なマーケティングチャネルで蓄積された散在する顧客データを収集、クレンジング、名寄せ統合を行い、統合的な顧客データベースを構築するサービスです。マーケティングデータの統合化により、実績データからの顧客理解に加え、顧客の行動データを基にしたより詳細な理解が可能となり、従来よりも精度の高いマーケティング施策の立案と実行が可能となります。
2)「Business Intelligence & Analytics」
・提供開始時期:2017年2月1日
・対象業務領域:顧客分析、マーケティング分析
・概要:顧客データの分析と可視化によりマーケティング施策の立案および効果検証をサポートするサービスです。TISのマーケティング領域でのノウハウを活用しテンプレート化されたBIツールを提供します。「AWS QuickSight」をはじめ、「SAS Visual Analytics」、「QlikSense」、「Tableau」などのメジャーなツールをカバーします。また、高度分析のニーズにはAI、データマイニング、テキストマイニングなどをオプションで提供し、企業の様々な分析ニーズに対応します。
3)「スケジュール実行型Marketing Automation」
・提供開始時期:2017年2月1日
・対象業務領域:マーケティング施策の自動化
・概要:クロスチャネルに対して一貫した施策を行う業務を自動化し効率的なマーケティング運用をサポートするサービスです。第一弾としてオープンソースの「Mautic」をTIS独自のカスタマイズによりB2BとB2Cの双方に対応できるデータモデルをテンプレート化して提供します。「Mautic」はメジャープロダクト/サービスとの標準プラグイン機能を備えており、クロスチャネルでのマーケティング施策を柔軟に管理できます。
4)「ID Exchange(個人情報変換機能)」
・提供開始時期:2017年4月
・対象業務領域:個人情報の暗号化/復号化
・概要:クラウド上の個人情報を、十分なセキュリティで管理するための暗号化/復号化サービスです。「ID Exchange」を企業サイト側に設置することで、クラウド上には暗号化されたデータが保持されるようになります。メールマーケティング施策でメールアドレス等が必要となった場合は、本機能を通して復号化し払い出すことで、個人情報を残さない仕組みが可能となり、安心してクラウドでマーケティング施策を運用できます。
5)「リアルタイム実行型Marketing Automation」
・提供開始時期:2017年9月頃を予定
・対象業務領域:マーケティング施策のリアルタイム自動化
・概要:高機能リアルタイムマーケティングツール「Tealium」を活用したリアルタイムコミュニ
ケーションのサービスを先行して提供し、機能限定版のリアルタイム実行型Marketing Automationは、クラウド上のコンポーネントを活用して今後展開する予定です。
『TIS Marketing Canvas』のソリューション詳細は以下URLをご参照ください。
http://www.tis.jp/service_solution/MC/
『TIS Marketing Canvas』については、以下セミナーで詳細を紹介予定です。
◆TISデジタルマーケティングセミナー in東京 デジタルマーケティングの全貌
・開催日時:2017年2月16日(木)15:00~17:30(受付開始 14:30)
・会場:ベルサール新宿グランド(新宿区西新宿8-17-1 住友不動産新宿グランドタワー5階)
・参加費:無料
申込・詳細は以下URLを参照下さい。
https://www.tis.co.jp/seminar/seminar/201702_06.html
TIS株式会社について
TISインテックグループのTISは、SI・受託開発に加え、データセンターやクラウドなどサービス型のITソリューションを多数用意しています。同時に、中国・ASEAN地域を中心としたグローバルサポート体制も整え、金融、製造、流通/サービス、公共、通信など様々な業界で3000社以上のビジネスパートナーとして、お客様の事業の成長に貢献しています。詳細は以下をご参照ください。http://www.tis.co.jp/
TISインテックグループについて
TISインテックグループはグループ会社約60社、2万人が一体となって、それぞれの強みを活かし、日本国内および海外の金融・製造・サービス・公共など多くのお客さまのビジネスを支えるITサービスをご提供します。
※ 記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。
※ 記載されている情報は、発表日現在のものです。最新の情報とは異なる場合がありますのでご了承ください。
※ アマゾン ウェブサービス、AWSは、米国その他の諸国における、Amazon.com, Inc.またはその関連会社の商標です。
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