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中国におけるROSE K(R)販売開始

PR TIMES / 2023年5月15日 16時45分

株式会社メニコン(本社:名古屋市中区葵三丁目 21-19、代表執行役社長 COO:川浦康嗣)は、2023年4月に中国において「ROSE K(R)」を中国子会社大連板橋医療機器有限公司より販売開始しましたことをご案内いたします。

ROSE K(R)は、円錐角膜の方でも装用しやすいようにデザイン設計されたハードコンタクトレンズであり、世界90カ国以上で累計約167万枚が販売されております。日本では国内で唯一「円錐角膜用」として承認を受けた「メニコン ローズK-T」として販売している他、メニコンがライセンスホルダーとなり、メニコンでの製造に加えて世界各地で認定された工場でも本デザインを適用したレンズが製造されております。

円錐角膜とは角膜が円錐状に突出する疾患で、進行すると眼鏡や一般のコンタクトレンズでは十分な視力が得られなくなります。最新の研究では円錐角膜の有病率は人口比の0.9%(1)と言われており、中国の潜在患者数は1,300万人と推定されます。中国では円錐角膜に適応したレンズはまだ充分に普及しておらず、ROSE K(R)普及の余地が世界で最も大きい国と考えられます。

ROSE K(R)は、レンズ周辺部が突出した角膜形状に沿ったデザイン特性を持ち、さらに角膜形状に合わせた4つ(ROSE K2・ROSE K2 IC・ROSE K2 NC・ROSE K2 PG)のデザインバリエーションを有し、様々な角膜形状に適応する設計となっております。中国では同様の設計を持つ「メニコンZ(E-1)」をすでに発売し、広く処方医の支持を頂いております。ROSE K(R)がラインナップに加わることで、より多彩な角膜形状に合わせた適切なレンズ選択が可能となります。

ROSE K(R)はメニコンのグループ会社である温州欣视界科技有限公司にて製造し、大連板橋医療器械有限公司により中国各地の処方医を通じて販売します。これまでメニコンのハードレンズ・ケア用品の販売を通じて構築されたネットワークを通じ、製品普及と拡販を目指します。

本日、併せて中国におけるMenicon Z Nightの販売開始のご案内をしている通り、メニコンは各種の特殊レンズ開発・販売を積極的に進めております。中でも本案内のROSE K(R)は、様々な角膜形状(円錐角膜など)により視力の問題を抱える世界の多くの患者様により良い視力を提供し、日々の生活の支えとなりうる製品です。E-1デザイン、並びにROSE K(R)と製品ラインナップの更なる充実により、今後も広く社会に貢献してまいります。

(1) Xu L, Wang YX, Guo Y, et al.(2012) “Prevalence and associations of steep cornea/keratoconus in Greater Beijing. ”The Beijing Eye Study. PLoS One. 2012;7;e39313.

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