独創的なセンシング機能の開発に貢献するオール・イン・ワンのデスクトップ・ソフトウェア「MEMS Studio」を提供
PR TIMES / 2024年4月4日 17時45分
次世代のハイテクMEMSセンサ向けアプリケーション開発をサポートする、使いやすく効率的な統合ツール
[画像: https://prtimes.jp/i/1337/1376/resize/d1337-1376-6bc646de22179d4b08dd-0.jpg ]
STマイクロエレクトロニクス(NYSE:STM、以下ST)は、MEMSセンサの評価およびMEMSセンサを使用したシステム開発に最適なオール・インワンのソフトウェア・ツール「MEMS Studio」を発表しました。このソフトウェアは、STM32マイクロコントローラ(マイコン)の開発エコシステムと緊密に連携しており、WindowsやMacOS、Linuxオペレーティング・システム(OS)で使用可能です。
MEMS Studioは、評価、設定、プログラミングまでのセンサ開発ワーク・フローを統合することで、開発加速に貢献するとともに、ユーザへ豊富なコンテキスト認識をもたらし、作業を簡略化します。センサ・データを簡単に取得して可視化できる機能が拡張されたため、動作モードを選定し、性能および精度を最適化できます。構築済みライブラリのテスト・ツールや、ドラッグ・アンド・ドロップによる便利なアルゴリズム作成機能も提供されているため、STM32マイコンのファームウェアをコード記述無しで直感的に開発できます。
MEMS Studioは、モーション・センサや環境センサ、赤外線センサなど、STの幅広いMEMSセンサ製品ポートフォリオに対応しています。ステート・マシン(FSM)や慣性モジュールに内蔵されているエッジAI機能など、センサのあらゆる機能を活用するためのツールを備えているため、電力効率の高い推論をセンサ内で直接実行できます。また、STの機械学習コア(MLC)搭載センサ内でのディシジョン・ツリー作成および管理、割込み状態の監視、センサに内蔵された先進的な機能(FIFOや歩数計、自由落下検出など)のテスト・ツールなども利用可能です。
また、動作時 / オフライン時を問わずセンサ・データを解析するための新しい機能も含まれており、ユーザは最適なアルゴリズムを実行するため、データの可視化やラベリング、編集が可能です。スペクトル解析と高速フーリエ変換(FFT)解析も利用できるため、センサ信号を理解し、検出性能の向上や最適化が可能です。
ハードウェアとしては、STM32 Nucleo拡張ボードやセンサ・アダプタ、STのマルチ・センサ評価キットなど、互換性のあるさまざまな開発ボードを使用することができます。STのマルチ・センサ評価キットには、SensorTile.box PROやSTWIN.box、プロ仕様のMEMSアダプタ・マザーボード「STEVAL-MKI109V3」(調整可能な電力設定とSTM32F401VEマイコンを搭載)があります。
MEMSセンサの独創的な使用は、最先端アプリケーションにおけるイノベーションに貢献し続けています。MEMS Studioは、より先進的な新機能を次世代ハイテク機器に追加できるよう設計者をサポートします。スマート家電や医療用ウェアラブル機器、デジタル・ヘルスケア技術、スマート・ビルディング、ファクトリ・オートメーション、ロボット、アセット・トラッキング、スマート・ドライビングなど、幅広いアプリケーション向けの技術開発に貢献します。
既存のセンサ開発ツール(AlgoBuilder、Unico-GUI、Unicleo-GUIなど)の機能を統合・拡張したMEMS Studioは、STのウェブサイト( https://www.st.com/ja/development-tools/mems-studio.html?icmp=tt38076_gl_pron_mar2024 )から無償でダウンロードできます。
STM32は、STMicroelectronics International NVもしくはEUおよび / またはその他の地域における関連会社の登録商標および / または未登録商標です。STM32は米国特許商標庁に登録されています。
STマイクロエレクトロニクスについて
STは、50,000名以上の従業員を擁し、包括的なサプライ・チェーンと最先端の製造設備を有する世界的な総合半導体メーカーです。約20万社を超えるお客様や数千社のパートナー企業と協力しながら、お客様のビジネス創出や持続可能な社会をサポートする半導体ソリューションの開発ならびにエコシステムの構築に取り組んでいます。STのテクノロジーは、スマート・モビリティ、電力エネルギー管理の効率化、クラウド接続型自律デバイスの普及を可能にします。STは、2027年までのカーボン・ニュートラル(スコープ1、2、および3の一部)の実現を目標にしています。さらに詳しい情報はSTのウェブサイト(http://www.st.com)をご覧ください。
◆ お客様お問い合わせ先
STマイクロエレクトロニクス(株)
アナログ・MEMS・センサ製品グループ
〒108-6017 東京都港区港南2-15-1
品川インターシティA棟
TEL : 03-5783-8250
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