1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 国際
  4. アジア

日本アニメ界における宮崎駿の後継者は誰か―中国メディア

Record China / 2024年5月4日 22時0分

写真

中国のポータルサイト・捜狐にこのほど、日本のアニメ界における宮崎駿監督の後継者として、4人の候補を紹介する記事が掲載された。写真は新海誠監督。

中国のポータルサイト・捜狐にこのほど、日本のアニメ界における宮崎駿監督の後継者として、4人の候補を紹介する記事が掲載された。

記事はまず、「今回の『君たちはどう生きるか』は、前作『風立ちぬ』から11年ぶりとなる宮崎駿監督復活の作品となった。同作品のタイトルは、日本の作家である吉野源三郎氏の1937年の同名小説に由来しているが、宮崎監督は原作のエッセンスと自身の想像力を巧みに組み合わせ、原作の魅力を残しつつも独創的な傑作を作り上げた」と伝えた。

一方で、「宮崎監督も年齢を重ねているため、今後新作を発表することはないかもしれない。このタイミングで、やはり日本のアニメ界における宮崎監督の後継者は誰なのかという問題に触れざるを得ない。次世代の日本アニメ界をけん引するのは誰なのか、現時点で12人の候補者が挙げられるが、その中でもこの4人が特に有力だろう」として、4人を紹介した。

記事は1人目に「日本映画界の新たなミリオンヒットメーカー」として新海誠監督を挙げ、「商業的な妥協を余儀なくされているとはいえ、新海監督の作品は依然として細やかな映像、美しいシーン、深い感情表現が有名で、世界中の観客に愛されている。新海監督の作品は興行収入面で大成功を収めただけでなく、数多くの国際的な賞を受賞した、最もよく知られているアニメ監督と言えるだろう」と評価した。

2人目に「日本アニメ界の希少な個性派」として湯浅政明監督を挙げ、「湯浅監督はアニメ界の天才であり、独特な画風、幻想的なシーン、優れた絵コンテで知られている。湯浅監督が手がけたスポーツアニメ『ピンポン』は、その才能が存分に発揮され、刺激的なだけでなく芸術の無限の魅力をも感じさせる作品となった。2018年の『DEVILMAN crybaby』、2019年に日本で公開されたアニメ映画『きみと、波にのれたら』など、近年もアニメ界で活躍を続けている」と述べた。

3人目に「京都アニメーションが育てた映画界の天才」として山田尚子監督を挙げ、「山田監督は『けいおん!』の監督として注目を集め、その後も『たまこまーけっと』や『Free!』、『境界の彼方』(第5話)などのヒット作を手がけた。2022年にはドラマ『モダンラブ・東京~さまざまな愛の形~』の監督も務め、アニメ映画『聲の形』で第40回日本アカデミー賞優秀アニメーション作品賞を受賞した。総じて、山田監督は才能にあふれた監督であり、彼女の作品は業界と観客の両方から高い評価を得ている」と言及した。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください