パンダを見に中国へ！韓国で引き続き中国観光が人気

韓国人観光客の訪中ツアー人気が急速に沸騰しており、多くの旅行会社が続々と訪中ツアー商品を売り出し、予約数が大幅に伸びています。

5月に入って、韓国人観光客の訪中ツアー人気が急速に沸騰しており、多くの旅行会社が続々と訪中ツアー商品を売り出し、予約数が大幅に伸びています。

記者が韓国ソウルのある旅行会社を取材に訪れたところ、中国事業部の社員は顧客情報の整理や問い合わせに忙しく取り組んでいました。特に4月初旬にジャイアントパンダの「フーバオ（福宝）」が中国に返還された後、この会社では初めてパンダをテーマとした「訪中パンダツアー」商品を売り出しました。観光客は商品ごとに2～3カ所のジャイアントパンダ保護基地を見学するとともに四川省の特色あるグルメを味わうことができるもので、コースには周辺の成都市、西安市の観光スポットも含まれています。「訪中パンダツアー」の旅行料金は4000元（約8万6200円）から7200元（約15万5100円）程度です。

韓国のある旅行会社で中国事業部責任者を務める房起栄さんは「パンダを間近で見られる中国四川省への旅行商品『パンダツアー』を初めて発売してから1カ月が経過したが、800人の予約があり、中国への他の旅行商品と比較して、販売量は1カ月で200％増加した」と述べました。

韓国のある大手旅行会社が発表したデータによると、5月の訪中ツアーの予約数は前期と比べ608％も急増しました。張家界、杭州、桂林など、自然風景の美しい地域が中国旅行先のトップで、長白山も韓国の登山愛好者に選ばれています。夏休みが近づき、海南省や内蒙古などの人気観光コース商品は7月の予約がすでに満員になっています。（提供/CRI）