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参院選、選挙権年齢引き下げの影響で有権者数約180万人増

政治山 / 2016年7月5日 11時50分

 総務省は、6月22日に公示された参院選の公示前日における選挙人名簿登録者数を発表しました。在外選挙人名簿登録者数と合わせて、1億660万408人で、前回参院選(2013年7月)に比べ、181万9576人増加しました。

選挙人名簿登録者数と有権者数の違い

 選挙人名簿登録者数とは、選挙人名簿に登録されているすべての人の数です。有権者数に近い数字ですが、有権者数は、選挙人名簿登録者のうち、投票当日に実際に投票ができる人を抽出した数であり、失権者や基準日以降の死亡者など、投票できない人を除いた数になります。前回参院選では、選挙人名簿登録者数が1億478万832人、有権者数が1億415万2590人で、62万8242人の差が出ました。

 前回参院選の投票率は52.61%(選挙区、在外除く)で、前々回(2010年7月)より5.31ポイント減少しました。今回は18歳選挙権が施行され、投票率が5割を維持できるか否かが注目されます。

参院選投票率の推移
参議院議員通常選挙投票率の推移(地方区・選挙区)(明るい選挙推進協会ホームページより)

東京都、有権者増1位は世田谷区

 東京都選挙管理委員会も選挙人名簿登録者数を発表しました。「在外」を合わせて1122万120人で、2013年7月の前回参院選と比較して35万3213人増加。市区町村別では、1位が世田谷区の2万4526人、2位が江戸川区の1万9663人、3位が大田区の1万9285人でした。

 東京都では7月10日の投開票後、14日には都知事選の告示、31日には同投開票と、選挙が続きます。選挙人名簿登録者数はほぼ変わらないと見込まれますが、31人が立候補している東京都選挙区の候補者の中から、参院選終了後に都知事選にも立候補する人物がいるかどうかも注目です。

<株式会社パイプドビッツ 政治山カンパニー 編集・ライター 上村吉弘>

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