約70年ぶりの巨大「スーパームーン」が11月14日に出現 次回は約20年後だから見逃すな!
sorae.jp / 2016年11月7日 8時0分
ほぼ毎月現れる満月ですが、その中でも月と地球との距離が近づくことによって月が大きく見える現象を「スーパームーン」と呼びます。そしてきたる11月14日、なんと1948年以来の約70年ぶりとなる巨大なスーパームーンが夜空にのぼるんです!
地球を周回している月は楕円軌道を描いており、その距離は約35万7000kmから約40万6000kmまで常に変化しています。そして地球と月の距離が近づき、それが満月のタイミングと重なるとスーパームーンとなるんですね。なお、2011年に観測されたスーパームーンでは月が14%大きく、30%明るく観察されました。ですので今回はもうすこし大きく、また明るい月が見られそうです。
そして次回に今回ほど月が地球に近づき、しかも満月となるタイミングは約20年後の2034年の11月25日を待たなければなりません。ですので今回のチャンスはぜひとも逃せませんね! また、海外では11月のスーパームーンを「ビーバー・ムーン」と呼び、9月の「ハーベスト(収穫)ムーン」、10月の「ハンタームーン」と並び、満月を生活スタイルの節目として利用してきた歴史があります。
今回のスーパームーンのピークは、11月14日の22時52分。観測には絶好の時間帯でしょう。また11月14日〜15日の天気をみると、地域によって晴れだったり雨だったり……とばらつきがあるようです。ただそれほど遅い時間ではないので、11月14日はちょっと夜空を見上げてみてくださいね!
Image Credit: Tim McCord
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