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伝説の“ギャルサー”元副代表のその後。結婚、離婚、病気が発覚、選択的シングルマザーに

日刊SPA! / 2024年3月31日 15時54分

◆妊娠するも籍は入れず。きょんさんが選んだシングルマザーの道

 それから17年。現在きょんさんは2人の子どもを育てるシングルマザーだ。

 1人目の夫との間に長女が誕生し、離婚後に交際していた男性との間に長男が生まれた。1度目の結婚生活を経て、“自分は誰かと暮らすことに向いてない”と気づき、自ら進んでシングルマザーになることを望んだという。

「結婚はしたくない。でも子どもが大好きなのでもう1人欲しいと思っていたんです。娘も『お父さんは一緒にいなくても、兄弟が欲しい』とずっと言っていました。それで里親制度などを調べていたときに、当時付き合ってた彼も“結婚願望はないけど子供が欲しい”という考えを持っていたんです。そんな彼や娘と話していくなかで子どもを作ることに決めました」

 多様な生活スタイルが認められている時代でよかったと語る。偏見の目を向けられることも少なく、むしろSNSでは離婚を悩んでいる女性から相談されることが多いという。結婚という形を維持し続けることが必ずしも幸せとは限らない、そこから解放されて得られる幸せだってある。きょんさんはそう考えている。

「選択的シングルマザーだって人生を楽しめるということを伝えていきたいです。私自身、何年も結婚生活に悩んでいて、離婚してから前向きな気持ちになれたので。あの頃の私みたいな人に、一歩踏み出しても大丈夫だということを届けられたらいいなと思っているんです」

◆あの頃のようにもう一度輝きたい!そんな矢先に発覚した子宮筋腫

 きょんさんは会社員を辞めてフリーランスとしてライブ配信を中心とした活動をしている。InstagramやTikTokではシングルマザーとしての思いや子どもとの生活風景が投稿され、同じくシングルマザーになることを選択した女性からの反響も大きい。

 2人目を妊娠した際には子宮筋腫があることが発覚。出血が止まらず貧血が続くうえに、つわりも重なり寝たきり状態だった。そのときの心境についても、きょんさんはInstagramに丁寧に綴る。当時の投稿には妊娠と子宮筋腫が発覚した際の状況のほか、“心友”への感謝、結婚せず子どもを産むことを母に告げる緊張、弱っている時にそばにいてくれた愛娘の存在についても語られている。

「命は奇跡です。
この奇跡を大切に、本当に大切にしていく。
私はとても幸せです。」

「結婚?しないよ笑
これからもはいぱーしんぐるまざーは
愛いっぱいで生きていきます
幸せだよ」

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