SixTONES「誰一人置いていかない」パフォーマンスで観客を魅了し、初4大ドームツアーを完走
日刊SPA! / 2024年4月25日 15時50分
ド派手なデコトラに乗って歌う演出も
SixTONES(田中樹、髙地優吾、ジェシー、京本大我、松村北斗、森本慎太郎)が22日、自身初となる全国4大ドームツアー「VVS(バイブス)」の東京ドーム公演を開催した。
最新アルバム「THE VIBES」とダイヤモンドの透明度のグレードを表す「VVS」を絡めたツアータイトルには、「SixTONESの『VIBES(熱量・雰囲気)』は『VVS(一級品)』である」という意味が込められている。デビュー曲から最新曲まで全34曲を披露し、SixTONESの勢いを見せつけた。
◆SixTONES命名「ロックレーン」からメンバーが登場
6人は6方向に長く伸びたアームの先端に設置された「ロックレーン」から登場。1曲目の「アンセム」のイントロが流れると、会場は熱気に包まれる。
また今回のツアーでは、グループとして初めて「生バンドによる演奏」でのライブが実現。CD音源とは異なるライブならではのアレンジなど、これまで以上に「ライブ=生」感の感じられるステージとなった。
「ABARERO -Dark Electro Rock Remix-」の後には、メンバーからの挨拶が。ジェシーが「東京ドーム!皆さん騒ぐ準備できてるかい?ぶちかまそうぜ!」と叫ぶと、森本も「体感時間あっという間だぞ、覚悟しろ!このライブ、ハンパないからね」と呼びかけた。
◆広い東京ドームでも「誰一人置いていかない」ステージング
その後も、ピンク色のライトに照らされた紙吹雪が舞い、まるで桜のように美しいステージの「JAPONICA STYLE」や、アコースティックバージョンでしっとりと歌い上げた「マスカラ」など、バラエティに富んだ演出で観客を魅了した。
さらに、ライブ後半の「DON-DON-DON」ではメンバーがド派手なデコトラに乗って登場。続けて「RAM-PAM-PAM」「Bang Bang Bangin’」を火花や音玉、火薬などの演出とともに披露すると、会場が揺れるほどの盛り上がりを見せた。
広くて大きいドームでの公演とは思えぬ「観客との近さ」が、今回のツアーの魅力のひとつ。デコトラで外周を回りながらの歌唱や、6方向に作られた花道を隅々まで走り回るなど、SixTONESの言う「誰一人置いていかない」を体現したパフォーマンスとなった。
◆新曲初パフォーマンスのサプライズにファン歓喜
アンコールも終盤、3曲目の「WHIP THAT」を終え会場に名残惜しい空気が流れると、京本から「5月1日発売の曲、やって出し切ろうぜ」の言葉が。最新シングル「音色」の初ライブパフォーマンスが発表されると、会場からはその日一番の歓声が沸き起こった。
大切な人や仲間との絆を歌ったこの曲は、京本主演のドラマ『お迎え渋谷くん』の主題歌。発売日はグループの結成日でもあり、10周年に突入するSixTONESのメモリアルな1曲になっている。
今回のツアーでは、4大ドーム(大阪、福岡、愛知、東京)計10公演を駆け抜け、51万5000人を動員したSixTONES。今後のさらなる活躍に期待したい。
取材・文/日刊SPA!編集部
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