Bジェイズ・雄星 自信の1勝！ヤンキース相手に6回1失点9K 6年目で「全ての球種が今一番」

＜ブルージェイズ・ヤンキース＞6回1失点と好投したブルージェイズ・菊池雄星(AP）

　◇ア・リーグ　ブルージェイズ5－4ヤンキース（2024年4月16日　トロント）

　ブルージェイズ・菊池が同地区首位ヤンキースから今季初勝利をつかみ取った。初回から3者連続空振り三振で立ち上がり、相手主砲のジャッジからの2つを含む9奪三振。「メジャー6年目で今が一番、全ての球種に自信を持って投げられている」と胸を張った。

　2回にトレビノの適時打で先制を許したが、その後は危なげなかった。6回先頭ソトに2球投げたところで左脇腹がつったが、続投を志願し、受け入れられた。6回4安打1失点で、ここ2年はヤ軍戦に4先発で3勝0敗、防御率1・21と、好相性を発揮している。

　地元局スポーツネットによると、菊池が登板してチームが勝った試合では、日本のウイスキー「山崎」を同僚に振る舞っている。22年産シングルモルトで現地での定価は約3000ドル（約46万円）と紹介。投球内容も、勝利の美酒の味も、チームでは大絶賛という。