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吉田栄作 胃潰瘍になった番組を告白 ピリピリ収録現場でストレス「はっきり言って嫌な場所なんです」

スポニチアネックス / 2024年4月23日 7時2分

吉田栄作

 俳優の吉田栄作(55)が16日放送のTBSラジオ「パンサー向井の#ふらっと」(月~木曜前8・30)で、かつて司会を務めたバラエティー番組で胃潰瘍になった経験を明かした。

 俳優、歌手としてブレークした後、1995年に芸能活動を一時休止して武者修行のため渡米。人気絶頂だった26歳での決断は周囲を驚かせたが、吉田は「あの3年があって良かった。いまだにためになっている」と振り返った。

 98年の帰国後は、2001年から放送されたバラエティー番組「¥マネーの虎」(日本テレビ)でMCを務めて新境地を開いた。MCは「僕の仕事じゃない」と何度もオファーを断ったが当時のプロデューサーに説得されたそうで、「(プロデューサーが)あきらめないので。だまされたと思ってやって、だまされたっていう話です」とジョークで笑いを誘った。

 夢を持って起業を目指す志願者のプレゼンに、会社経営者など“虎”と呼ばれるビジネスの成功者たちが夢を託し投資する番組。「(放送は)最初深夜だったんです。それで9%取った」と驚異の視聴率を記録するヒットとなり02年にゴールデンタイムに昇格した。

 吉田は「深夜帯の時が一番良かったんでしょうね、いろんな意味で。虎の人たちも緊張感があって。ゴールデンになるとネタも縛りができたり」と振り返りつつ、「僕、胃潰瘍になりました」と緊張感あふれる収録現場を回顧。

 「自分の人生だったら自分のことだからいいんだけど、人の人生じゃないですか。お金積んであるじゃないですか。はっきり言って嫌な場所なんですよ、僕からすると。1対5だから絶対こっち(志願者)の方が不利じゃないですか。ちょっと味方したくなっちゃってポロッと言った言葉が編集でうまく繋がれてそれでお金出たみたいな、俺がいい人みたいになって」と苦笑いで当時を振り返った。

 志願者はプレゼンに成功すれば出資金を獲得できるが、「ノーマネーでフィニッシュ」になる場合も。吉田は「英語として合ってるのかって話ですよ」と自らに突っ込み、スタジオを盛り上げていた。

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