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城田優 大河ドラマの真田幸村役「臆病に」「一度お断り」していたと告白「めちゃくちゃ感謝」自身の転機に

スポニチアネックス / 2024年4月24日 17時43分

城田優

 俳優の城田優(38)が24日放送のテレビ朝日「徹子の部屋」(月~金曜後1・00)にゲスト出演。自身の転機となったという、NHK大河ドラマへの出演が決まった当時について語った。

 父が日本人、母がスペイン人という城田は大ヒットドラマ「ROOKIES」でブレーク。「エリザべート」「ファントム」といったミュージカルでも人気となった。

 司会の黒柳徹子が「15年前初めての大河ドラマ出演は、転機となった大切な思い出」と2009年の「天地人」について話を振ると、城田は「そうですね。自分が実在した人物を演じるということ自体が、自分にとっては無縁なんじゃないなかと思っていたので」と語った。

 理由については「やはり容姿もまあ(演技を)志した頃から“君は純日本人みたいな役は難しいよね”みたいなことは言われていたので、それは難しいだろうなと。当時の歴史の中に登場する人物に僕みたいな人は絶対いないだろうと言う部分もありまして」と回顧した。

 「天地人」では真田幸村を演じたが、「やはり臆病になっていて。うれしい半面、“いや、自分なんかがやっちゃいけない”っていう思いもあって。一度プロデューサーの方には“ありがたいお話なんですが、僕じゃない方の方が適任なんではないでしょうか”って言うことで、一度お断りしたんですけど」と告白。

 それでも「逆に僕のこの容姿が“真田幸村という非常にミステリアスなキャラクターだったりとか、少しエキゾチックな雰囲気を持ってる武将だと思うんで、そこに城田くんの容姿がうまく生きると僕は思うんです”って言うことで、再度オファーしてくださって」とオファーを受けることにしたという。

 「今でもそこにめちゃくちゃ感謝してるんですけれども」としみじみと話した。

 黒柳が「その真田幸村役が非常に話題になって、紅白歌合戦の審査員にも選ばれた」と語ると、城田は「そうですね。本当に今思えば紅白の審査員に出るなんて結構なことじゃないですか。限られた方しか選ばれない中で、今はもう“俺紅白の審査員だったんだ”って思うくらい、幻のような」と懐かしそうに語った。

 審査員になると、知人を招待することができたとし、「なので父が。紅白歌合戦をずっと見てきたので招待したら、えらく喜んでくれて。まあ親孝行したなって思ってます」と目を細めた。

 

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