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阪神・伊藤将 36分間中断なんの! 6回までノーノー 粘って長打許さず、チーム14試合連続被弾なし

スポニチアネックス / 2024年4月25日 5時16分

<D・神>7回3失点の好投を見せた阪神・伊藤将(撮影・島崎忠彦)

 ◇セ・リーグ 阪神5ー3DeNA(2024年4月24日 横浜)

 快挙は幻に終わっても雨中の力投は報われた。阪神・伊藤将は、6回まで無安打投球とDeNA打線を圧倒も、初安打を浴びた7回に3失点で逆転を許して降板。それでも、チームが9回に執念の逆転劇で自身の黒星は消えた。

 「途中まではゼロは積み重ねることはできたんですけど、ああいうところで粘れたらいいなと思いました」

 1点優勢の7回、先頭の佐野に右前打を浴びて初めて「H」ランプをともされると2死二、三塁から試合前の時点でカード別最高となる阪神戦打率・444(9打数4安打)の山本に中前2点適時打を許した。さらに石上の右前打を森下が後逸する適時失策も生まれる不運でこの回一挙3失点。それでも、試合開始時から降雨の悪状況でも丁寧にアウトを積み重ねていた左腕の奮闘にチームが9回に逆転という形で応えてくれた。

 「(無安打は)全く意識していませんでした。(1安打されても)気にすることはなかったですね」

 初回、先頭・度会の痛烈なライナーが頭部付近へ。身をかわしながらグラブに当てて投ゴロで処理すると、その後はリズムに乗って好投した。5回終了時に36分間の中断を挟むなど、気持ちのつくり方や調整も難しい中でもしっかりとパフォーマンスを発揮。「ストレートも強かったですし、変化球もポップフライが多かったので、そういうのが良かった」と好投の要因を挙げた。

 今季3勝目は逃しても、長打は一本も許さずチームとしても14試合連続被弾なしで2リーグ制以降では球団最長だった1955年に並んだ。歴史をこじ開けたのも伊藤将の投球があってこそだ。

 キャンプ中から思ったように状態が上がらない不調を経験しているが、試合ではしっかりと役割を果たした4年目左腕。次戦こそ会心の白星をつかんでみせる。(遠藤 礼)

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