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大谷翔平 先制7号ソロ!“因縁の地”大ブーイング黙らせた 日本生まれド軍最多本塁打記録で指揮官に並ぶ

スポニチアネックス / 2024年4月27日 8時12分

ブルージェイズ戦の第1打席に今季7号ソロを放つドジャース・大谷(撮影・光山 貴大)

 ◇インターリーグ ドジャース―ブルージェイズ(2024年4月26日 トロント)

 ドジャースの大谷翔平投手(29)が26日(日本時間27日)、敵地でのブルージェイズ戦に「2番・DH」で先発出場。第1打席に今季7号を放ち、デーブ・ロバーツ監督(51)が持つドジャースの日本生まれ選手の最多本塁打記録に並んだ。

 大谷がついに指揮官の記録に並んだ。初回1死走者なしの第1打席。先発右腕クリス・バジットの内角のスライダーを捉えると、96.1マイル(約154.6キロ)、37度の角度で高々と挙がった打球は360フィート(約109.7メートル)地点の右翼ドジャースブルペンに飛び込んだ。スタメン発表の際には敵地ファンから大ブーイングを受け、本塁打を放ってダイヤモンドを一周する際にも敵地ファンから大ブーイング。ベンチに帰ってからは味方からも揶揄するかのようなブーイングを受けて祝福され、大谷も笑顔だった。

 第2打席は1―0の3回無死一塁。一塁走者のムーキー・ベッツが初球に二盗を決めると、その後はカウント3―1からボール球を見極めて四球で歩いた。その後はフレディ・フリーマン、ウィル・スミスの連続適時打、マックス・マンシーの5号3ランが生まれた。3回は6得点のビッグイニングとなって2死一、二塁で大谷にこの回2度目の打席が回ると、今度は2番手右腕トレバー・リチャーズとの対戦。カウント2―2から6球目のチェンジアップに泳がされて一ゴロに倒れた。

 9―1と大量リードで迎えた5回の第4打席は1死二塁の場面。直前でベッツが適時二塁打を放って押せ押せムードの中、3番手左腕ブレンドン・リトルと対戦した。この打席はリトルにシンカー、ナックルカーブを駆使して変化球攻めを受けると、カウント2―2からナックルカーブに泳がされて投ゴロに打ち取られた。

 11―1とさらにリードが広がった7回は先頭打者で打席を迎えた。5番手左腕ティム・メイザとの対戦は2ボールからのシンカーを打ち損じて二ゴロに打ち取られた。

 トロント入りする前にロバーツ監督は「(大谷は)歓迎を受けるべきだと思う。(ブルージェイズの)ファンベースに失礼なことをしたわけでもないし、彼らについて好意的なことを言っていた。彼はよく受け入れられると予期している」と話していたが、まさかの大ブーイングとなった。

 21日のメッツ戦で松井秀喜氏を抜く日本選手最多のメジャー通算176号となる今季5号を放った際に「次の目標はポストシーズンでの活躍か?」と問われ大谷は「その前に監督の記録を抜きたい」と返して笑いを誘っていた。24日のナショナルズ戦で大谷がフェンス直撃の二塁打を放った際にはロバーツ監督が「入るなと願ったと、彼に伝えたよ(笑い)。まだ生き残った」とジョーク交じりに答えるなど、記録更新に注目が集まっていた。

 前日25日のナショナルズ戦は4打数無安打に終わり、10試合ぶりに無安打。連続試合出塁も22で止まった。24日まで打撃7部門で両リーグトップだったが、この日3打数2安打したベッツに、安打、打率、OPSで抜かれるなど、トップは二塁打、長打数、塁打数の3部門に減少した。

 FA交渉中だった昨年12月には一部米メディアが「大谷がトロント行きの飛行機に乗った」と誤報して騒動になった。それ以来初めての正真正銘のトロント入り。25日のナショナルズ戦を終えて移動する際には大リーグ公式サイトが「大谷がトロント行きの便に乗っている」と報道。ブルージェイズのジョン・シュナイダー監督の「彼が交渉の後に持っていったブルージェイズの帽子を返してほしい」という冗談交じりのコメントも掲載するなど、大谷のトロント入りは注目を集めていた。

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