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巨人・戸郷 7回無失点で今季3勝目 阿部監督からの試合中助言に感謝「だいぶ良いポイントだった」

スポニチアネックス / 2024年5月10日 21時47分

<ヤ・巨>3勝目をあげた戸郷 (撮影・西川祐介)

 ◇セ・リーグ 巨人2ー1ヤクルト(2024年5月10日 神宮)

 巨人は10日、ヤクルト(神宮)と対戦。1点差に迫られながらもリードを守り切って2-1で下し、3連勝を飾った。

 エース・戸郷は7回1安打無失点、5奪三振と快投。8回、1点差に迫られてなおも満塁とピンチが続いたが、4番手・高梨がしのいでリードを守った。バルドナードが9回を締めて来日初セーブ。執念の継投で勝ち切り、戸郷は今季3勝目を挙げた。

 打線は初回、「3番・二塁」でスタメン出場した吉川が、リーグトップの4勝を挙げているヤクルトの先発・ヤフーレから先制の1号ソロ。内寄りのカットボールを強振して、右翼席に叩き込んだ。

 さらに7回には、スタメンマスクをかぶった小林が3年ぶり、今季1号となる左越えソロ。貴重な追加点を挙げた。

 戸郷との一問一答は下記の通り。

 ――今日の投球。

 「1安打に抑えられたことはすごい良かったし、途中崩れる場面もありましたけど…ちょっと戻って来たかなとは思います」

 ――ベンチで阿部監督から。

 「2回終わった時に“100%を求めすぎるな”と。そういう話をされて。いい球がいっている時はいいですけど、悪い球がいっている時にすぐ切り替えられるようにという話はされました」

 ――それを聞いて。

 「そこがだいぶいいポイントだったというか…そこでいけたなと思います」

 ――勝負を焦らず球数使いながらじっくり。

 「そうですね、真っすぐも走ってたんで、その使いどころと、いろいろなことを考えながらできましたね」

 ――小林が打ったり、吉川が打ったりしてくれてこういう試合をものにしたというのは。

 「前回もそうですけど、毎回野手に助けられてばっかりなんで。何とか0に抑えることを意識しながら、その中での援護点だったんで凄いうれしかったです」

 ――ヤクルト打線を0に抑えられたこと。

 「いいところでいいボールが出せたというのが一番なのかなと思いますし、データ通りの投球ができて良かったなと思います」

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