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「神ってる」広島・小園 鈴木誠也以来の3戦連続V打でチームも3連勝&貯金1

スポニチアネックス / 2024年5月11日 5時47分

<広・中>5回2死一、二塁、右前に勝ち越し適時打を放つ広島・小園(撮影・北條 貴史)

 ◇セ・リーグ 広島6ー2中日(2024年5月10日 マツダ)

 広島は10日の中日戦(マツダ)に今季最多タイの15安打を放って6得点で快勝し、3連勝で4月4日以来の貯金1とした。2―2の5回2死一、二塁から小園海斗内野手(23)が決勝右前適時打を放ち、3試合連続の勝利打点を記録。球団では2016年鈴木誠也(現カブス)が記録して「神ってる」と称されて以来となる3戦連続決勝打を放った若き4番の働きに、新井貴浩監督(47)も「頼りになる」と目を細めた。

 4番・小園が「神ってる」働きで、チームを3連勝、そして4月4日以来の貯金1に導いた。

 「いや、もう、うれしい。つないでいこうという気持ちだった。その前の打席は(タイミングが)合っていなかったですけど、いいところに来たら、絶対に振っていくという気持ちを持っていた」

 松葉の前に2打席凡退を喫して迎えた、2―2の5回2死一、二塁。持ち前の初球攻撃でカットボールを空振りした後の2球目、内角へのツーシームをコンパクトなスイングで捉えた。決勝の右前適時打。これで7日阪神戦で初めて先発4番に座ってから、3試合連続の勝利打点だ。

 3試合連続の勝利打点は、球団では16年6月17~19日のオリックス戦で鈴木誠也が3試合連続決勝本塁打を放って以来、8年ぶり。その8年前は鈴木が2試合連続でサヨナラ本塁打を放った際に、当時の緒方監督が「神ってる」と表現し、その年の「ユーキャン新語・流行語大賞」を受賞した。それ以来となる小園の躍動ぶりに、新井監督は「本当に勝負強い。頼りになる。ベンチが得点圏で小園に回せば、という空気になりつつある」と目を細めた。

 8回2死満塁で押し出し四球も選び、この日は2打点をマークした小園。今や、セ界最強クラスの勝負強さを誇る4番だ。得点圏打率・444はサンタナ(ヤクルト)と並んでリーグトップタイ。打つべきところで打てるから「4番」を任されている。「(監督からは)今まで通りやってくれと。4番目という気持ちで頑張ろうと思ってやっている」という“つなぎの意識”、そして「タイミングを早く取って打つことを意識している」という技術面の心がけが結果に直結している。

 5月7試合で打率・385となった若き4番の働きで、チームは4月4日以来の貯金生活に入った。「気負わず、できることを毎日コツコツやっていけたら」と小園。足元を見つめながら、一歩ずつ着実に、高みを上っていく。(長谷川 凡記)

 ○…小園(広)が同点の5回、決勝打となる勝ち越し適時打。7日の阪神戦から3試合連続の勝利打点で、広島の選手では16年6月17~19日のオリックス3連戦で、鈴木誠也が“神ってる”2試合連続サヨナラ本塁打を含む3試合連続決勝本塁打で記録して以来、8年ぶりになる。なお小園の3試合連続打点は22年8月10~12日以来、通算5度目の自己最長記録。

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