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玉袋筋太郎 妻との別居明かす「出て行ってしまった」新たなパートナー関係に「50代は生きるのに大変」

スポニチアネックス / 2024年5月19日 8時1分

玉袋筋太郎

 タレントの玉袋筋太郎(56)が妻と別居していることを明かした。スポニチアネックスの取材に「家を出て行ったんだよ」と語った。新刊「美しく枯れる。」(KADOKAQA刊)は3月末の発売から3刷に版を重ねる好評。この中に「ある朝、カミさんが消えていた」と告白している。一体何が起きたのか?(中村 綾佳)

 「50代って生きるのに大変だよね。いろんなことが起きる。そういう年齢なんだろうね」

 玉袋には近年、人生が激変するような出来事が何件も起きた。「人間関係も、仕事も、夫婦関係も変わった」。夫婦関係…26歳で結婚し、妻とは約25年も連れ添ったが「5年前に家を出て行ってしまったんだよ」。これまで明かしてこなかったが、新刊「美しく枯れる。」に現状を心情とともに書き込んだ。理由は「50代はとても難しいが、それでもオレは、美しく枯れていきたい」との思いを強くし、本のタイトルにもその願いを込めた。これまで明らかになっていなかったプライベートを自ら公にしたのは「隠し事をしていたら美しく枯れることはできないと思ってね」が理由だ。

 妻は現在も個人事務所の社長を続けており、週に2、3回は家事をするために自宅に通っている。だが、玉袋がいない間に家に来て、一通りの用事を済ませて顔を合わせずに出ていく。一方で別居後には初孫が誕生し、お宮参りなどの家族イベントで顔を合わせてもいる。

 今後、2人の関係に変化はありそうなのか聞いてみると「これがまたね、難しいところでね。どうなんだろうね」と頭をかいた。「そりゃそうだよ、全部俺が悪いんだから。自業自得なんだよね」とポツリ。「もう、どうなんだろうな」と繰り返した後で「本は渡したしね」と明かした。

 分かるように置いておいた本が妻が帰った後、なくなっていたことを確認し、内心喜んだ。「感想は言わねえだろうな。『余計なことを書きやがって』って言ってるかもしれないけど、でもまあしょうがないよな。彼女も、俺と結婚しちゃったんだから。玉袋筋太郎の妻なんて、歩けないよ。そこは凄く感謝してますよ」

 関係修復はあまり期待できないというが、「まあそれでもね、“新しい夫婦の形”っていうかさ」と、妻の気持ちを受け止めて新たなパートナー関係を構築している。「そりゃ痛いよ。いなくなって気付くっていうかさ…」と漏らし、イタリアの巨匠フェデリコ・フェリーニの名作映画「道」(1954年)を引き合いに出して「ジェルソミーナじゃないけどさ、それくらいさ、ザンパノみたいにさ、もうめちゃくちゃな生活してたわけよ、こっちは。最後は砂浜を叩いているわけよ。そこにジェルソミーナのテーマが流れてくるわけ」と自身をたとえた。

 粗暴な旅芸人ザンパノの、ジェルソミーナへの愛は深い。「これ、全部泣き言。泣き言と愚痴しか書いてないから、うん。別に言わなくてもいいことも、言っちゃっている」と、不器用な道をたどったザンパノに自身を重ね、著書をしみじみと眺めた。

 「こんなことってさ、普通、書かないよ。こんなことね。でも『書け、書かなきゃだめだ、それが俺だろ』って思ってさ。それが変えていくための一つの形なのかな」。ほかにも、人生や人間関係、仕事観などに触れ、自身が経験した半世紀を振り返っている。「皆さんに手に取ってもらって、笑うなり、おとしめなり、同感するなりと判断はお任せします」と潔い。そこには、自身の新たな一歩が込められていた。

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