【スケボー】開心那がパリ五輪代表入り決定 女子パーク東京五輪銀メダリスト スケボー日本勢第1号

開心那（ロイター）

　◇都市型スポーツパリ五輪予選シリーズ第1戦最終日（2024年5月19日　中国・上海）

　スケートボード女子パーク決勝が行われ、21年東京五輪銀メダルの開心那（15＝WHYDAH　GROUP）が日本勢最上位となる2位に入った。この結果、五輪ポイントランキングでも首位を守り、最終戦（6月、ブダペスト）を残して2大会連続の五輪代表入りが事実上、決定した。

　スケートボードの国・地域別の最大出場枠は男女各3人。開はポイントを35万2000点に伸ばし、最終戦で日本勢4番手で現在13万8152点の長谷川瑞穂（13）が優勝し、21万点を加算しても逆転不可能で、日本勢3位以上かつ出場圏内の20位以上が確定したため。

　北海道出身の開は5歳でスケートボードを始め、10代前半から世界の舞台で活躍。12歳11カ月で出場した東京五輪では日本選手史上最年少メダルとなる銀メダルを獲得した。

　その他の日本勢は東京五輪金メダルの四十住さくら（22＝第一生命保険）が3位、長谷川が5位に入った。ポイントランキングでは四十住が3位に浮上し、今大会は9位だった草木ひなの（16＝スターツ）が4位、長谷川が9位で最終戦を迎えることになった。