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巨人・高橋礼が自己最短の初回4失点KO 初回3点先制直後の背信投球に阿部監督が怒りの投手交代

スポニチアネックス / 2024年5月19日 14時28分

<広・巨(9)>初回、広島に逆転を許した高橋礼 (撮影・西川祐介)

 ◇セ・リーグ 巨人―広島(2024年5月19日 マツダ)

 巨人の高橋礼投手(28)が19日の広島戦(マツダ)で今季8度目の先発登板。初回3点先取してもらった直後に4失点して逆転を許し、1回3安打4失点でKOされた。初回KOはプロ7年目で自己最短。

 前回登板した12日のヤクルト戦(神宮)では6回8安打1失点と粘投したが、先制してもらった直後に一発を浴びて追いつかれ、4月14日の広島戦(東京D)以来4試合ぶりとなる今季3勝目を逃していたが、この日も6試合連続で小林とバッテリーを組んでマウンドへ。

 味方打線は初回、坂本の適時二塁打で先制し、萩尾の2点適時打で3点リード。マウンドに上がる前に3点援護をもらった高橋礼だったが、その裏、あっという間に逆転を許した。

 1番・秋山をいきなりストレートの四球で歩かせると、2番・野間に左前打されて無死一、二塁。3番・菊池の一ゴロで1死二、三塁となってから4番・小園の打球は左翼のライン際に落ちるポテンヒットとなり、まずは1点を失った。

 5番・坂倉の飛球は遊撃を守る新人・泉口が後ろ向きにキャッチする好守で2死目を取ったが、続く6番・末包に1ボールからの2球目、外角高めスライダーを左中間スタンドに叩き込まれる逆転の1号3ランとされ、この回一挙4失点。

 この回を33球で投げ切ったが、直後の2回、1死走者なしで高橋礼に打席が回ると、阿部慎之助監督(45)は代打・秋広を告げ、高橋礼は初回4失点KOとなった。

 高橋礼の投球内容は1回で打者7人に対して33球を投げ、3安打4失点。奪三振はなく、与えた四球は1つだった。

 なお、1号3ランを浴びた末包は昨季放った11本塁打中、実に6本が巨人戦というGキラー。今季も1号本塁打を許す結果となった。

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