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「光る君へ」いとは為時と男女の仲!?信川清順が「裏設定」を告白「2人きりの空間を大切にしている」

スポニチアネックス / 2024年5月19日 20時47分

大河ドラマ「光る君へ」でいとを演じている信川清順(C)NHK

 女優の信川清順(43)が、吉高由里子主演のNHK大河ドラマ「光る君へ」(日曜後8:00)に出演している。主人公の弟・惟規(高杉真宙)の乳母・いと役。壮絶な権力闘争や切ない恋模様が繰り広げられる今作で、視聴者をホッと和ませる存在だ。信川は「みんな時代を一生懸命に生きている」と、作品の魅力を語った。

 <※以下、ネタバレ有>

 「ふたりっ子」「セカンドバージン」「大恋愛~僕を忘れる君と」などを生んだ“ラブストーリーの名手”大石静氏がオリジナル脚本を手掛ける大河ドラマ63作目。千年の時を超えるベストセラー「源氏物語」を紡いだ女流作家・紫式部の波乱の生涯を描く。大石氏は2006年「功名が辻」以来2回目の大河脚本。吉高は08年「篤姫」以来2回目の大河出演、初主演となる。

 今作の“癒やし”として視聴者に愛されているいと。第16話「華の影」(4月21日放送)では、疫病で倒れたまひろ(吉高)を“お姫様抱っこ”する藤原道長(柄本佑)に興奮する姿が、反響を呼んだ。信川は、いとのキャラクターについて「家族として一生懸命に頑張っていこうという気持ちの表れが、いとさんのほんわかした性格。空気が読めないところもあるけど、悪気はなくて、いとさんなりに家族のことを思っている」と語った。

 印象に残っているというシーンが、第14話「星落ちてなお」(4月7日放送)で藤原為時(岸谷五朗)にいとまを申し出る場面。「今までの人生の中で一番ぐらいの決心。おいとまをもらってどこへ行くのだという気持ちもあるし、本当にこの愛しい人たちを置いて行けるのかという気持ちもある」と、いとの葛藤を口にした。そんないとに対して為時は「この家はお前の家である。ここにおれ」と優しく諭した。信川は「為時さんはいとさんをずっと支えてくれて、大切に思ってくれている。岸谷さんとの心の距離がぐっと近づいた感じがしました」と振り返った。

 さらに、「裏設定でいとさんと為時さんはちょっとできていたんじゃないかというのがある」と、2人の男女の関係を告白。「裏設定があるからこそ、為時さんと2人きりになれる空間を大切にしている」と語った。

 第20話「望みの先に」(5月19日放送)で、為時はついに10年ぶりの官職を手に入れる。花山天皇が出家して職を解かれてからの10年間、生活は貧しく、下男下女も家を去った。家族の一員として苦楽を共にした月日を「家を上にあげていきたいと常に思っていました」と振り返った。

 続けて、「ちやはさんの存在は為時家にとって大きい。今でもみんながちやはさんを愛している」と、第1話で藤原道兼(玉置玲央)に殺されたまひろと惟規の母・ちやは(国仲涼子)への思いを語った。

 幼くして母を失った惟規に、いとは乳母として大きな愛情を注いできた。そこには、夫と子を病で亡くしたいとだからこその思いがある。「自分の子どもが生きていたら惟規と同じように育てた。子を亡くしたいとさんは、母と同じではなく、それ以上に惟規を慈しんで育てた」。惟規が健やかに成長すること、学識を身に付けることが何よりもの願いだった。

 まひろにもまた特別な思いがある。信川は「SNSで“まひろにももっと気を使ってやれよ”と書かれているのを見た」と笑いながら、「まひろともずっと一緒で、目に掛けている。それがあるから、まひろにズバズバ言えるし、まひろもポロっと本音が言えちゃう。こんな空気を読まないおばさんなのに相談してくれるのは、小さい頃からの関係があったからかのかなと思います」と語った。「女性には幸せになってほしいという思いが人一倍あると思う」。優しい眼差しで、“姫様”の幸せを願った。

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