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東京V・城福監督 「歴然とした差をどう埋めていくか」 同じ昇格組の町田に0―5で大敗

スポニチアネックス / 2024年5月19日 21時45分

<町田・東京V>町田に敗れガックリ肩を落とす東京Vイレブン(撮影・尾崎 有希)

 ◇明治安田J1リーグ第15節 東京V0―5町田(2024年5月19日 町田GIONスタジアム)

 J1初開催のダービー「東京クラシック」に0―5の大差で敗れた東京Vの城福浩監督は、会見冒頭で「完敗です」と認めた。

 「今季はこの歴然とした差をどう埋めていくかが、我々のやるべきことかなと思う」。3月中旬の第4節から前節まで11試合負けなし。12日の鹿島戦で3点差を追いつくなど粘り強い戦いを続けてきたものの、屈辱的なスコアで2カ月ぶりの今季3敗目を喫した。

 「こういう状況になるのはほぼ予想通り。選手にスカウティングで見せた通りになってしまった。準備の仕方の反省と、やはり競争。普段競争がないと思われているポジションの選手が良くなかった。これは我々が抱える問題。Jリーグを戦う上でチーム内競争が絶対に必要だと改めて感じさせられた」。具体的なポジションには触れなかったものの、城福監督は絶対的な主力の奮起をあえて強い言葉で促した。

 フル出場した主将のMF森田晃樹も、指揮官と同じ「完敗です」の言葉がまず口を突いた。J2で長く対戦してきた町田について「ブレないやり方を徹底してやってくるところは去年と変わらず、より強度が高くなっている」と印象を語り、リーグ12試合ぶりの敗戦には「きょうの試合がターニングポイントというか。いま町田は上位だし、リーグ戦だと次は神戸。上位はこれくらいやると全員が分かったと思うので、これをきっかけにチーム全体でもっと意識高くやれれば」と立て直しを誓った。

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