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【バレーボール】日本が初黒星 世界ランク3位・ポーランドにストレート負け 古賀「打破できなかった」

スポニチアネックス / 2024年5月20日 0時30分

古賀紗理那

 ◇バレーボール ネーションズリーグ女子1次リーグ 日本0―3ポーランド(2024年5月19日 トルコ・アンタルヤ)

 バレーボールのネーションズリーグ女子は19日、トルコ・アンタルなどで1次リーグが行われ、世界ランク8位の日本は同3位のポーランドに0―3(24―26、20―25、23―25)のストレートで敗れ、今大会初黒星を喫した。通算成績は3勝1敗。

 ポーランドは前回大会で銅メダルを獲得。昨年のパリ五輪予選で本大会出場権を勝ち取った。今大会も初戦から3戦連続ストレート勝ちと好調だ。

 第1セット、日本は山田が2連続サービスエースを決めるなど攻撃的なサーブで相手を崩し優勢に進めた。しかし23―18からポーランドの高いブロックに止められて逆転され、ジュースの末に24―26で奪われた。

 第2セットは序盤、林のスピードのあるスパイクが決まり先行したが、中盤以降は前回大会得点ランク1位の2メートル3のオポジット、スティシアクの強打に苦しんだ。サーブで崩しても、スティシアクに難しいトスを叩かれ失点を重ねて20―25で失った。

 第3セット、真鍋監督は古賀をベンチに下げて井上を投入した。序盤はその井上が立て続けに得点しリードした。しかし、その後、逆転され、途中出場の和田の活躍で追い上げたが、23―25で競り負けた。

 試合後、真鍋監督は「1セット目の終盤。あそこの連続失点が大きい」と振り返った。キャプテンの古賀紗理那も「これまでの3戦に比べてサイドの選手のブロック力があり、そこを打破できなかった」と敗因を分析した。

 ▼パリ五輪への道 出場枠は開催国フランスを含む12。昨年の五輪予選でトルコ、米国、ブラジル、セルビア、ポーランド、ドミニカ共和国の6カ国の出場が決定。残り5枠は今大会1次リーグ後、6月17日付の世界ランクで決まる。ただし出場権決定国のいない大陸の最上位が優先。日本はアジア・オセアニア大陸で最上位になるか、出場決定国7カ国とアフリカ大陸最上位を除いて上位3カ国に入ることが条件となる。

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