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BL東京 「府中ダービー」逆転勝ちで初の決勝へ NZ代表SOモウンガがチームに好影響もたらす

スポニチアネックス / 2024年5月20日 4時16分

<BL東京・東京SG>後半、ハイボールをキャッチするモウンガ(撮影・篠原岳夫)

 ◇ラグビーリーグワン1部プレーオフトーナメント準決勝 BL東京28―20東京SG(2024年5月19日 東京・秩父宮ラグビー場)

 プレーオフ(PO)準決勝の残り1試合が行われ、レギュラーシーズン2位のBL東京が同3位の東京SGとの「府中ダービー」に28―20で逆転勝ち。3季目のリーグワンで初の決勝進出を果たした。先制されながらも後半2分にフランカー佐々木剛(27)が逆転のトライを奪い、逃げ切った。26日の決勝(国立)で、2季ぶりの優勝を狙う埼玉と対戦する。

 前身トップリーグ東芝時代の09~10年以来14季ぶり優勝へ王手。リーチ主将は「今日がファイナルだと思って戦った。我慢して勝てた」と激戦の疲れを見せながら息をついた。

 先制を許した前半は押し込まれる展開が続いたが、7―10の後半2分、自陣右ラインアウトからパスをつなぎ佐々木が逆転のトライ。「準備してきたプレー。うまくトライを取れた」。その後はリーチを中心とした粘り強い守備で逃げ切った。

 今季ニュージーランド代表SOモウンガが加入。スーパーラグビー・クルセーダーズで7年連続優勝経験を誇る名手は、PO前には短期決戦を戦う心得を仲間に伝えた。戦力の底上げだけでなく精神面でも支柱となり、逆転トライの佐々木は「(加入で)チームのレベルが上がった」と波及効果を口にする。

 初の決勝では今季リーグ戦で負けている埼玉と激突。リーチは「府中を代表して必ずトロフィーを持ち帰る」と雪辱への強い覚悟を示した。 (伊東 慶久)

《堀越主将落胆「小さなミス」》

 東京SGは、前半は3点リードする展開も、後半開始直後に逆転されその後は盛り返せず。2季連続の準決勝敗戦となり、フッカー堀越主将は「大事な時間帯での小さなミスが勝敗を分けた」と肩を落とした。後半には一時逆転のトライを奪ったかに見えたが、直前に反則があったとしてビデオ判定の結果で取り消しに。17~18年以来のリーグ制覇はお預けとなり、田中澄憲監督は「プレッシャーをかけるか(かけられるか)で、他チームの方が強かった」と話した。

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