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「キム・ジュンス」という名作の誕生、見たくないですか?

THE FACT JAPAN / 2015年3月4日 15時38分

歌手兼ミュージカル俳優として活動しているキム・ジュンス。そして、「キム・ジュンス」というミュージカルが誕生して、ファンを喜ばせている。|チェ・ジンソク記者

ファンの間で「天使シア」と呼ばれるJYJのキム・ジュンス。2004年のデビュー初めから、彼は独特の音色と清清しい笑い声で女性ファンを魅了した。韓国のポータルサイトの検索欄に「天使シア(천사 시아)」を打てば、彼の赤ちゃんのような笑顔と豪快な笑い声が盛り込まれた動画などが簡単に見つけられる。
ところがこの男、舞台の上に立つと180度変わる。「天使シア」は跡形もなく消えて、“アーティストのキム・ジュンス”だけが出てくる。JYJとして活動する時やソロ歌手として一人でステージに立つ時も同じだ。どこからそんなカリスマが吹き出てくるのか分からないが、いつの間にか見る人々を一気に圧倒する彼だ。
過去2ndソロアルバムの活動当時に見た彼のステージは余韻が強く、今にも鮮明に記憶している。 2013年7月、ソロカムバックショーケース現場だったが、キム・ジュンスは外国人のダンサーとキレキレの群舞を披露しながらも、ブレない完璧なライブで客席を圧倒した。1200人の観客の前で無伴奏で歌った『11am』は、取材記者らまでが惜しみなく拍手を送ったくらいだった。


そうだったジュンスが3日、3枚目のソロアルバム「FLOWER」を発表し、もう一度ソロ歌手として帰ってきた。 2ndアルバム「Incredible」以後1年8ヶ月ぶりのことだ。タイトル曲は同名の『FLOWER』。ヒップホップな感じにバロック的な要素を盛り込んだ楽曲で、壮大なサウンドが絶品だ。特にジュンスのアピール力の強い歌声は、さらに重みを感じさせるいう評価を受けている。
ミュージックビデオは、一本のミュージカル作品を連想させる。重量感あふれる歌に古代神殿のような背景が登場し、そこにジュンスが神のように女性たちに囲まれている。金色で扮装した姿では、触れることのできないオーラが吹き出てくる。原始人のような扮装が玉に傷だが、全体的にクオリティの高いミュージックビデオだった。
実は、ジュンスは“音源系の歌手”ではなく、“公演系の歌手”だ。新曲を発表するたびに、音源チャートで上位圏には入るが、それは序盤だけですぐに20位圏外に押し出されのがお決まりのような風景だった。しかし、今回の『FLOWER』は善戦している。発表して翌日の4日午前11時基準で、MelOnは9位、genieは3位、Bugs!では4位など、上位圏を維持している。アップグレードされた彼の底力が確認できる。
地上波放送ではなかなか聞けないジュンスの歌なので、ファンにはその意味が深い。まだ歌謡界と放送界には透明な壁が存在して、ジュンスをはじめ、ユチョン、ジェジュンの動きを妨げている。俳優活動でお茶の間だけは会える三人だが、歌手としてはまだ足が不自由である。

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